My Life, My Real Adventures

Sans Souci Inn @Golden Bay

ニュージーランドでは、よく

No Worries!

って言います。英語の"No problem"とか、"You're welcome"に近いのかな。

でも、ニュアンス的にはもっとリラックスした、オープンな感じです。

No Worries, Mate!

って言える様になったら、かなりKiwi度アップです。

　

その"No Worries"、フランス語では　Sans Souciと言います。そのフレンチ・ワードを冠した本当に素晴らしい宿があるんです。

Sans Souci Inn。場所は、Nelsonから2時間程度走ったGolden BayのPoharaという海沿いの町?村?のはずれです。

　

　

　

　

　

　

　

　

　

実は、Upper Moutereに住むAshtanga Yogaのアイコン、John and Lucy Scott宅にお邪魔した際に、是非今度行ってみたらいいよと薦められたんです。

「RetoもVeraもYogiなのよ。とってもいい友達よ。」とLucy。

早速行ってみました。

実に素晴らしいところでした。

　

なにがいいって？それは、すごく開放的な空間でRELAXできる場所でありながら、芸術性がすごく高い宿なんです。

　

　

　

　

　

　

　

　

オランダから来たオーナー夫妻Reto&Veroのセンスが本当にいいんです。いたるところにモザイクの作品が飾ってあります。

そして建物は全部手作り。共用のシャワールームは、とても清潔かつ明るくて、観葉植物が多くて緑が一杯。

　

　

　

　

　

　

　

　

　

それに、ECOLOGYに大変気を配らせているから、トイレはコンポスト・トイレです。

私も初めて使ったんですが、きちんと管理していれば本当に臭わないんですね。全然。微生物が排泄物を分解するんですね。

　

　

　

　

　

　　

　

　

　

トイレを使用した後は、こんなおがくずみたいなのを上から一すくいか、二すくいかけるだけなんです。

　

　

　

　

　

　

　　

　

　

この、コンポストというのを裏の庭で作っているわけです。

　

　

　

　

　

　

　

　

　

庭も広くて、そして綺麗で。なんとブドウ畑もあります。自家菜園ももちろんあります。

　

　

　

　

　

　

　

　

その奥には、Reto家族が住んでいる母屋が。勿論手作りです。可愛いですよね。

　

　

　

　

　

　

　

　

　

そして、ここの芸術性の高さが垣間見れるのは、なんと言っても、毎日メニューが変わるDinnerです。

二晩泊まりましたが、最初の夜は、Duck。鴨ですね。オレンジソースでいただきました。最高に美味しかった。やっぱり、ヨーロッパの繊細な手法が加えられているんでしょうか、それとも素材がいいのか。ウーン、やっぱり両方なのかな。

　

　

　

　

　

　

　

　

　

次の夜は、白身のお魚。これまた白ワインと最高に合う最高のDinnerでした。ちょっとカレー風味です。Noedorf WineryのPinot Grisとの相性が抜群でした。

美味しそうでしょ！

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

あと、いちばん気に入ったのは、宿にいる間ずっと裸足でいれたこと。石畳が気持ちよくて、庭は芝生だし。食堂も裸足でもちろんOK。っていうかRetoずっと裸足だったし。

裸足でいると、やっぱり自然に近づいている感じしますよね。

　

　

とても気に入った場所は、あんまり人に教えたくなくなりますよね。

Sans Souci Innは、まさにそんな隠れ家みたいな場所なんです。

(だから2ヶ月以上Blogに載せなかった。。。)

Nelson Lakes 国立公園 － 静寂の湖

Nelsonの周りには、3つのNational Park、いわゆる国立公園があります。

シーカヤックや、コースタル・トラックが有名なAbel Tasman(エイベル・タズマン)国立公園。

Heaphy Track(ヒーフィー・トラック)で有名なKahurangi国立公園。

そして、Lake Rotoiti（ロトイティ湖)と、Lake Rotoroa（ロトロア湖)の二つの湖が有名なNelson Lakes(ネルソン・レイクス)国立公園。静寂という言葉を身体で感じることが出来る場所です。湖の水の美しさとビーチ・フォレストの中で鳴く小鳥たちの澄んだ鳴き声がそれを引き立たせます。

　

ベースになるのは、Nelsonから1時間半程度車で移動したところにあるSt.Arnaud(セントアーノー)という小さな集落。売店兼ガソリンスタンド一軒と、2件のホテル。私が訪れたときには、そのうちの一軒、Alpine Lodgeが火事で半焼していました。

Lake Rotoiti、マオリ語で「小さな水辺」。St.Arnaudから歩いて5分ほどで湖畔まで行けます。キャンプ場があって、ボート乗り場があって、そしてDOC(自然保護局)の建物があります。DOCでは、国立公園内の様々なトレッキング・ルートの情報が入手可能です。天候等のいろいろなアドバイスもいただけます。

　　

Nelson Lakesは、ニュージーランドにある14の国立公園の中でも、手付かずの部分が多いところで、1週間かけて巡るトレッキング・コース等は結構ハードな感じです。トレッキングというよりは、アルパインに近いのかな。

今回は、とても残念ですが時間が無いので、Rotoitiの桟橋からWater Taxiで湖の南端まで送ってもらうことに。そこからSt.Arnaudに戻ってくるルートを軽く歩くことに。

　

　

翌朝8時。桟橋に行くと、もう舵を切ってくれるBillが来ていました。ちょっと曇り空だね。昨日よりは収まってきたけど風も結構吹いています。天気になるって予測だったんだけどなぁ。

　

　

　

　

　

　

　

　

　

ちょっと寒そうでしょ。　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

私の表情も寒くて若干固いですね。

　

モーターボートで約20分程度。一緒に釣りのために来ている親父二人が乗ってきました。胸まである長靴?を履いていました。

ここら辺は、ニュージーランドの中でもとても有名なトラウト・フィッシングの釣り場らしいです。そのために遠くからたくさん人が来るらしいですよ。

　　

ここが、向かい岸の桟橋です。緑が濃いいですよね。とても静かです。

　

　

　

　

　

　

　

　

　

Bilにも、Say Good-bye。

「気をつけて帰ってこいよ。Enjoy!」とのこと。優しい人でした。

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

さて、歩き始め。陽も出てきたみたいです。静かに歩き出します。

　

　

　

　

　

　

　

　

　

ビーチフォレストの森って気持ちいいですよね。

　

途中で小さなビーチに出ます。ちょっと休憩。

風波がちょっとありますね。

　

　

　

　

　

　

　

　

3時間ほどの軽いトレッキングで、出発地点の桟橋まで戻ってきます。

ちょっと天気が良くなった。青空も出てきました。

　

　

　

　

　

　

　

　　

　

私が歩いたのは、とても広いNelson Lakes国立公園のほんの一部のLake Rotoitiの、そのまた一部。

とても、とても広いこの公園。まだまだ面白そうなところがたくさんありそうです。

そういえば、St.Arnaudは毎年3月に行われるニュージーランド最大のMTBイベント、Rainbow Rage (レインボウ・レイジ)の出発点でもあります。

106kmを一日で走ります。Nelson Lakesの森の中を疾走。今年は私も参加するつもりです。

そうそう。Pictonのお友達、JulietとSteveはここで去年に結婚式を挙げたんだよね。

　

　　

翌朝、目が覚めると、素晴らしい天気。

湖畔に行ってみました。

Wow!　カヤックを漕いでいる人が。

あれは羨ましいなぁ。

Pip @Neudorf Winery - ネルソンのWine Doｇ

Nelson(ネルソン)の街から30分ほど走ったところにあるUpper Moutere(アッパー・ムーテレ)。私の大好きな村です。あの、Ashtanga YogaのJohn Scottが2月から始めるRetreat Centreが開設されるところでもあります。

そこからもう少し奥に入ったところ。Neudorf Road(ノイドーフ・ロードと発音します)にあるNeudorf Wineryに行ってきました。

 

　

　

　

　

　

　

　

　

この間、ここら辺に来た時もこのワイナリーはとっても行ってみたかったんですが、その時は時間がなくて断念。

今回は、念願叶って、伺った上に、テイスティングをたくさんさせていただきました。　

　

このワイナリーは、ニュージーランドではかなり前から始めていらっしゃる、とてもきちんとしたワイナリーです。Finn家族が長年、経営、生産に携わっています。　

ほら、ガーデンも綺麗でしょ。

　

　

　

　　

　　

　

　

　

　

今回飲ませていただいたのは、

• リーズリング(ドライ)
• リーズリング(スウィート)
• ピノ・グリ
• シャドルネ
• ソビニョン・ブラン
• ロゼ
• ピノ・ノワール

この日は雨がひどくて、何をするのにも、ちょっとぉぉぉ、って感じの日でした。だから、ゆっくり時間を掛けて味わわせていただきました、全部。

私の好みとしては、ピノ・グリとシャルドネかな。シャルドネ、本気で美味しいですよ。

ピノ・ノワールもとっても美味しいんだけど、結構値が張ります。リーズリングのドライも、すっきりして美味しい飲み口だったな。

　

個人的には、ここのワイナリーとStafford LaneというところがNelsonではとっても質の高いワインを作ってるんじゃないかと思っています。

　

　

そして、このワイナリーの人気者は、なんと言ってもPip。とっても人懐っこい犬です。

オーストラリア・ニュージーランドのワイナリーで飼われている犬を紹介するWine Dogsという本があります。それが、可愛いのなんのって。Pipも、勿論載っています。

　

　

　

　

　

　　

　

　

　　

丸田君、犬にもてるんだよね。彼女すごく開放的になっていませんか?

　

　

　

　

　

　

　

　

　

ニュージーランドのワイナリーに行くと、こんなに可愛い犬がたくさんいます。お客さんが多いからか、みんなとってもいい子なんですよね。そういえば、Sttaford Laneにも可愛い犬がいるんだよな。

　

ニュージーランド・ワイナリーに行く時のもうひとつの楽しみです。

Rameka Track - 雨の中のMTB 30km!

Nelson(ネルソン)のエリアが大好きです。

いつかはそこに住みたいなって思っているぐらいです。

北に行くとGolden Bay、東に行くとMarlborough Sounds、南に行くとBlenheimとMarlborough Winery、そして西に行くと、Kahurangi国立公園、Nelson Lakes国立公園を経て、West Coastへ。(色気違いみたいですね)

じっとしていられない私の性格としては、こんなに色んなフィールドに囲まれているだけで幸せです。それでいて、魚と果物とワインがおいしい。

えーっと。。。何か他に必要なものってありましたっけ?

　

Rameka(ラメカ)トラックにMTBで行ってきました。Nelsonエリアの北、Abel Tasmanから、Golden Bayに抜けるときにTakaka Hillという峠、というか山を越えます。標高は815mぐらいですが、海抜ゼロから11kmで直登ですから、かなりきつい坂です。

ですから、頂上のほんの少し手前、トラックの入り口まではさすがに車で送ってもらいました。

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

ここから、スタート。最初の11kmは、4WDトラック、日本で言うところのダブル・トラックですね。そのうち最初の7km弱はずっと登りです。

　

　

　

　

　

　

　

　　

　

さーて、いざスタート!　と思ったら、先客が。地元のがき達、おっと、Junior達です。お父さんに送ってもらってきてました。

　

　

　

　

　

　

　

　

　

その時は、「すぐに抜かしたる｣と思いましたが、結局追いつけなかったばかりか、その後姿すら拝めませんでした。「いってらっしゃーい！」

　

Cannan(キャナン)峠(標高900m程度)からは、ずっと下り!雨の中ですから、上着を着込みます。

　

　

　

　

　

　

　　

　

　

　

4WDトラックを11km走った後には、駐車場。寄り道しようと思ったら、ここから30分ぐらい歩いたところにHarwoods Holeという176mもの高さがある洞窟があるそうです。

このエリアは、Caving(ケイビング)、いわゆる洞窟探検も有名なところです。

　　

MTBでは行けないので、私たちはAble Tasman国立公園へ。一応登山口に名前と連絡先を書いて、塀の中へと入っていきます。

　

　

　

　

　　

　

　

　

　

ここから1kmほど芝生の上、かなりグチョグチョになっていましたが、上ってゆくと、そこにRameka Trackはこちらから、という標識が出てきます。

　

　

　

　

　

　　

　　

　　

　

　

ここを左折。そして、そこからは、ヒューーーー。シングル・トラックの下りです。

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

ここのトラックは、以前舗装路が出来る前、馬の背に荷物を乗せてNelsonからGolden Bayへ通っていた、実際に使われていたトラックです。

でも、本当にワイルドです。今まで行ったトラックと、また全然違う。人っ子、一人いませんし。。。

　

　

　

　

　

　　

　

　

トラックは数日の雨がたたって、グチョグチョ、泥だらけ。

でも、それが何か?泥まみれになるのが楽しいんだよね。

下りはブレーキなんてほとんど利きません。何回こけたかも覚えていません。

カメラに水滴付いてるから見にくいですよね。。。

　

　

　

　

　

　　

　

　

　

10km強ほどのブッシュ・トレイルのシングル・トラックを走った後に、また4WDトラック。そこを10kmくらい疾走します。周りに何もないので、ついついスピードが。

　

下の写真は、下りきる直前にある瀬で自分のMTBを洗って記念写真。綺麗でしょ。

　

　

　

　　

　　

　

　

　

　

　

走り終わって、Golden BayのTakakaという村に帰ってきたときの一枚。公衆便所で着替えたんですが、それまで、誰も近づいてくれませんでした。

　

　

　

　

　

　

　

　

　

いやぁ、最高のトラックでした。

　

また行こうっと!

New Zealand Kayak School -本物って感じですわ

Nelsonから、国道（こちらでは、SH、ステート・ハイウェイと言います)　6号線を南下。125km。一時間半くらい車で走るんでしょうか。Murchinson(マーチンソン)という小さな村があります。本当に、村です、村。

集落には、ひとつの交差点(こちらではインターセクションと言います)。その周りに、4スクエア(田舎にあるスーパー)、パブ、インフォメーション・センター、金物屋、ガソリンスタンド、そしてカフェが数件。数件といっても、3つか4つです。以上!

　

普段の人口は、2006年版Lonely Planetによると、850人。

それが、今ごろの夏のシーズンになると、リバー・カヤッカーで大変な賑わいになります。クリスマスや、正月は凄い騒ぎになるらしい。

お友達のWellington在住のTさん。バリバリのリバー・カヤッカーです。彼も、毎年といっていいほどMurchinson参りされています。今年も行ったって言ってたなぁ。

　

ラフティング、MTBも有名らしいけど、やっぱりここのメイン・イベントはリバー・カヤックでしょ。その中でも、交差点から歩いて5分程度の街中?にあるNew Zealand Kayak Schoolは、それはそれは、とても有名です。

リバー・カヤックやっている人からしたら、「そんなの知っているよ、MickとPamがやっているところだろ。」と、言われてしまいそうですが、この間、Nelson Lakeに行った際に寄ってきたのでご報告だけ。

　

NZKSの建物はこんな感じ。右手がショップで、左手はレンタル用のカヤックや装備置きになっています。

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

ショップの中は、こんなです。いろんな物がおいてありました。日本ではあんまり見ないメーカーのものも。でも、もともとリバーは全然詳しくないからなぁ。

　

　

　

　

　

　

　

　

　

パドルはこんな感じ。全てWERNERでした。

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　　

スクール受講生は、装備レンタル一式で、一日15ドル。安いよね。結構充実していました。

　

　

　

　

　

　

　

　

　

この日は、まだ12月の寒い日だったので、そんなに賑わっていませんでしたが、既に寝泊りで合宿している人もいるようでした。

そうなんです。ここのスクールは、基本的に合宿形式で、初級から上級まで全て4日間のコース。泊まりこみで、宿泊代込みです。

下の写真の宿泊施設はこの頃新たに建築したらしく、えらい綺麗でした。

　

　

　　

　

　

　　

　

　

　　

真ん中に写っている女性がPam。私と同様、問い合わせに来た人々の対応をしています。元バイアスロンのアメリカ代表チームに所属していたとのこと。バリバリですね。今は、7歳?になる息子Liamのお母さんでもあります。でも、バリバリ感は、まだ漂っていますなぁ。

　

　

　

　

　

　

　　

　　

　

実は、日本からいらしているカヤッカーの方が、(インストラクターなのかな?)　長期にわたって、こちらのスクールにてひとりで合宿されていることのこと。私が伺ったときには、ちょうどご不在でお会いできませんでした。

　

　

リバー・カヤックも、ニュージーランドに来たら始めなくてはいけないものの一つです。4日間で$695(日本円で56，00円ぐらい?)。安くはないけど、WelligntonのTさんいわく、NZKSのIntermediate(中級クラス)は、行っといた方がいいよ、とのこと。

うーん、行けるのは、3月かなぁ。夏が短すぎる。。。

Pupu Springs -世界で一番綺麗な水

ニュージーランドの中でも大好きなエリア、Nelson(ネルソン)。その北、Takaka Hills(タカーカ・ヒルズ)という自転車乗りだったらわくわくする960m直登の丘?山?を越えると、そこはGolden Bay(ゴールデン･ベイ)というエリアです。

この間、そこにカヤックをしに行きました。休憩日にTakakaの近くでなんと、「世界で一番」透明な淡水泉であるPupu Springs(ププ・スプリングス)を見に行きました。いやぁ、「世界一」かどうかわかりませんが、綺麗でした。

　

持って行ったカメラはＰＥＮＴＡＸのＯｐｔｉｏ。カヤックしている人、みんな持ってますよね。手を突っ込んで水中写真を撮ってみました。

 

　

 

　

　

　

　

　

　

綺麗でしょ。天気も良かったし。

この写真とか、水面が鏡みたいになっていますよね。

 

 

　

 

 

　　

　

　　

　

　

　

ここは、事前にアレンジすれば、スキューバ･ダイビングも出来るとのこと。あまりにも綺麗だからわかりませんが、水深は深いところで数メートルにもなるらしいですよ。透明度としては、62ｍ先(底)も見えるらしい。さすがに「世界一」。

　

 

 

 

 

 

 

 

　　

　　　

　　

　　　

　　

　　

　　

　　

マオリ語では、そしてニュージーランドでの正式な名称では、「Te Waikoropupu Springs」。マオリの人にとっては、とても大事な聖地です。人が生まれたとき、そしてこの世から旅立ったとき、ここでその方たちを祝福する祭典を開く場所でもあります。聖なる「泉」ですね。

　

　

 

 

 

　　

　　　

　　

　

　　

　　

上の写真は、底の砂が水流の為に永遠と踊っている「Ｄａｎｃｉｎｇ Ｓａｎｄｓ」　という場所です。やはり、綺麗過ぎる水の為に鳥達が騙されて、底に飛び込んでしまうそうです。

　

何も、周りには何も無い静かなところにＰｕｐｕ　Ｓｐｒｉｎｇｓはあります。

看板も無いので行くのに迷いました。

Wonderful People in NZ3 - Nathan Fa'avae

Nathan Fa'avaeと聞いて、「おぉっ！」と思われる貴方、日本ではかなりのAdventure通ですね。

でも、New Zealandでは、彼はヒーロー中のヒーローです。間違いありません。もう今では伝説かな。2005年の11月に引退するまで、彼のAdventure Raceでの戦跡、貢献は、計り知れないものがあります。

　

2005年に、New Zealandで行われたWorld Championshipでは、Balance Vectorチームのキャプテンとして、過酷な6日間のレースを制しました。それも、2位のNike Balanceチームに12時間ほどの大差をつけて。詳しくは、こちら。

　

またまた、RichmondにあるVillage CycleのAaronが、

「Nathanもいい奴だから、電話してみなよ。そう、あのNathanだよ。知ってるだろ?」

本当ですかぁ?

　　

でも、電話番号もらって電話したら、会ってもらえましたよ。

「明日から自分が企画しているレース･イベントが始まるから、その前。コーヒー飲むぐらいだったら、全然OKだよ。I am very happy to!」

　

　

　

　

　　

　

　

　

Nathanは、Nelsonから車で40分ぐらい北に、そうAble Tasman側にDriveしたTasman(タズマン)という小さな村に住んでいます。今回はそこの近くのJeter Houseというカフェで落ちあいました。

　　

大きい人なんですねぇ。私は身長180cmですが、なんか背が高いというより、がたいが、フレームが一回り大きいって感じです。やっぱりオーラもあるのかなぁ。

それぞれのパーツもでかいんですよね。手も、足も、目も、鼻の穴も。

私も、New Zealandに来て、時々、

「Are you Islanders?　（島から来たの?)」

なんて言われたりしますけど（そんなに日本人に見えないかなぁ?)、いやぁ本当のSamoanはこんな感じなんだなぁ。太い、強い感じがします。

　

Nathanに、自分の今からやりたいことを話すと、とても、本当にとても協力的で、いろんなことを話してくれて、いろんなことを一緒にやれるんじゃないかと持ち掛けてくれました。

実は、彼はEventをプロモーションする会社mission eventsを立ち上げて、いくつかの自転車レースや、Adventure Raceを企画、運営しています。彼と一緒に、こういうレース等を日本の皆さんに紹介出来ればと思っています。

　　

やっぱり、本人が色んなレースを体験しているからでしょう。凄く面白そうなものばかりですよ。例えば、

• 40/50 Tour： 40歳以上に限定したステージ制のロード･バイク･レース
• Alps Tour：　Queenstown付近のNZ南アルプスを走りきるロードバイク･レース
• Control 90：　Marlborough Soundsを舞台とした12時間のアドベンチャー･レース。MTB、Trail Runそしてカヤック･セクションが用意されています。
• Spring Challenge：温泉で有名なHanmer Springs付近を舞台とした、女性限定のアドベンチャー･レース

その他も、いろいろ。カヤックのレースもありますよ。

　

「シーカヤックでは、色んなとこに行ったんだ。」ってNathanに言ったら、

「俺も、カヤックが得意なんだよ。一緒だね。」って言われました。いやぁ、それは違うでしょ。。。

　

実は、数日後にNelson Lakeの宿舎の食堂で、ばったりNathanに会いました。ステージ制のレース(40/50)の中継点だったようです。

「FUJIじゃない？」って向こうから声を掛けてくれました。立ち話しか出来なかったけど、本当にFriendlyで、Approachable(気さくで)、最高の人でした。

　

強い人は、優しいですね。こうならなきゃね。

Wonderful People in NZ2 - Tim Vincent

Nelsonの隣町、Richmond(リッチモンド)にはVillage Cyclesというとてもコアな自転車屋があります。

　

　

　

　

　

　

　

　

　

いつも、Nelsonに行ったらそこに寄るんですが、この間行ったとき(2週間前？)もまたびっくりさせられました。

なんと、ショップで企画するShop Rideがまたまた充実していたんです。「いやぁ、みんな気軽に走るだけだから。」とショップのAaron。

でも、いくら気軽にと言ったって。一週間こんなスケジュールですよ。

• 火曜日　18:30　クラブ･レース　参加費 $3
• 水曜日　15:30　ファン･ライド
• 金曜日　09:30　ファン･ライド
• 土曜日　14:00　クラブ･レース　参加費 $5-$10
• 日曜日　08:00　ファン･ライド

これにくわえて、シーズン中は土、日にわんさかレースやイベントがあります。

凄いのは、ファン･ライドやクラブ･レースでもグレードがAからDまで用意されているということ。

フィットしているなぁと思ったVillage Cyclesのショップのみんなも、「まぁ俺達はBクラスかな。」ということ。えぇっ？

「Aの連中は先週末WellingtonでNational Championshipがあったから、今週のクラブ･レースは休むんじゃないかな。」　いやぁ、きっと凄い方たちなんでしょうね。そんな凄いAthleteたちが集まる町がNelsonです。

　

そして、彼らに紹介してもらった、最高のAthleteの一人がTim Vincent

この北半球の夏まで、スイスとNZと往復していたMTBのプロ･ライダーです。昨年のNew ZealandのNational Champion XCレーサーです。

「いい奴だから、会って来たら?　これがHomepageで、これが彼の電話番号。」

「いやぁ、でも明日しかNelsonいないし、、、」

「大丈夫、大丈夫、いい奴だから。」

本当に?

　

電話しましたよ。

「Tim、初めまして。明日会えるかな？」

「明日の朝、10時までだったら空いているから、うちに来てくれる?」

WOW!

　

行きましたよ、丘の、というか激坂の頂上にある彼の家に。こんなきつい坂、彼女嫌がんない?

「大丈夫、彼女もMTBのプロなんだ。もう辞めたけどね。」

あぁ、そうなんですね。

長身(195cm)のTimは、ちょっとはにかみ屋さんですが、とっても真面目で素晴らし人でした。

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

私が、日本のアウトドア好きの方にもっともっとNew Zealandにたくさん来て欲しい。そのためのお手伝いができるような仕事がしたいんだって話すと、

「That's exactly what I want　(それって俺がやりたいことと一緒じゃないか)!」

実は、TimはKiwi Veloという会社を立ち上げていて、自転車のパーツの販売等を手がけている傍ら、スイスのコネクションで、欧州のCyclistでNew Zealandで自転車を楽しみたい、そして英語も勉強したいという人のお世話もしているんです。

New Zealandで自転車を乗りながら、英語も勉強。。。

おぉぉぉぉ。日本の方でも興味ある人いるかなぁ。

「自転車＋英語合宿in Nelson!!」

Homestay先も、もちろん自転車狂いの家庭です。だから、学校から帰ってもずっと自転車の話です。

　

TimはMarco Polo Cycling Clubというチームに属していたことがあり、ツール･ド･沖縄でも走ったことがあるらしいです。ロードは彼の専門ではないんですけどね。日本好きだって言ってました。

彼は、長い距離をMTBで走るレースが専門です。New Zealandで有名かつ主要なMTBレース、ほとんどのレコード・ホルダーです。Nelsonの近くである、New Zealandで一番人気のあるMTBイベント、Rainbow Rageもしかり。いやぁ、このイベントは本当に楽しそうです。また、改めて紹介しますね。

　

Timは、現役を引退しましたが、もし日本からMTBライダーが尋ねてくれるんだったら一緒に走ってくれるらしいですよ。どなたかチャレンジする方いませんか?

Kaiteriteriの海

　　　

　　　

　　　

　　　

　　　

綺麗ですよね。夕暮れ間近です。

夏の賑わいとは違って、ビーチに誰もいません。

7月29日に、Kaiteriteri KayakのStephenとただ一軒だけ開いているCafeで海見ながらBeer飲んでました。　　

そこのCafeも6時半で終わり。店出たら真っ暗。ビーチの周りにも誰もいなかった。

Able Tasmanのカヤック・ツアーはここから出ます。

http://www.seakayak.co.nz/

最高に綺麗で、すごく楽しいよ。