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2010年9 月30日 (木)

コメント

ケイ

読みながら「うん、うん」と相槌を打ってしまいました。詰め込まれた情報に支配されつつあった16歳のとき私はフィリピンに単身で渡り、自分らしい生き方や考え方を持つとはどういうことなのか、巌さんが言っていた「違くて当たり前」ということに気付くことができました。あの経験がなかったら、今の自分は絶対にいないと思います。フィリピンに留学して最大のlearning lessonは「違うということを当たり前とし、受け入れる」ことでした。そして「みんなと同じ事、考え方をしなくてもいいんだ!」と分かったことを鮮明に覚えています。「みんなと同じようにしなくてはならない」と洗脳されていたと思うとちょっと恐ろしい・・・ 自分らしく、自分が生きたいように生きることに協力的だった両親にも本当に感謝しています。
自然の流れで生きることも。フィリピンも、ニュージーランドには敵わないかもしれませんが、自然に溢れた国なので、人間の思い通りに行かないのが当たり前だしそんなことにイラついてもエネルギーの無駄。日本ではどうでしょう。ちょっとした間違え、小さなことにすぐ腹を立て、自分と違う考え方をする人を頑なに拒む・・・そんな人たちが目立ちます。
私の家族も3年に渡りフィリピン、アメリカ、メキシコから来日した留学生のホストファミリーをやりました。私自身、フィリピンでは3件のホストファミリーのお世話になりました。だから巌さんがガーディアンをされることは本当に素晴らしいことだと思うし、是非沢山(数に限りはありますが)の日本の子供たちにニュージーランドに行ってもらいたいと心から願います。私にも何かお手伝いできることがあれば、何でも言ってください。協力したいです。

若林優子

お久しぶりです。マシューの妻です。
久しぶりにブラックさんの日記を拝見させていただきました。

外人と自分との色々な意味での距離、、、をマシューと結婚してからいつも考えさせられます。
結婚してニューヨーーク、ちょっと日本に戻って、今はシンガポールに住んでいます。
私自身、日本の医学部出身ということもありとても狭い世界で生きてきました。それが今では、、、息子も1歳半からインターに通い、お母さん達は色々な国の言葉で話し、、、
ん〜本当に若い頃から色々な国の人達や文化に触れる事は多大きな財産ですよね。

ブラックさんがご夫婦で始められたガーディアン。最高ですね!

溢れる笑顔いっぱいな生活を子供達と一緒にエンジョイして下さい。

Sue

私の場合UAEにいた時、違いのすごさに戸惑いました。ラマダン(断食)も経験したけど1日で棄権しちゃいました(笑)。8割が外国人(多くは出稼ぎ労働者)のこの国は、日本女性一人で住むには大変だと痛感した思い出があります。でもこうした経験はとても貴重だし、物事が俯瞰的に見られるキッカケになりました。
いつか娘もこうした経験をさせたいと思っています。ふつつか者で無知ですが(今2歳だから仕方ないかっ)その時はどうぞガーディアンをお願いします。

マー坊

海外在住経験はありませんが、とても興味深いお話でした。
たしかに、日本は情報が溢れていて、でも他国との交流、外国人との対話が少ないためか、情報量の割に理解することに乏しいように思います。やはり、見て聞くだけの情報ではなく、実際に体験し経験を積むことがとても重要です。
最近、海外の方と話をする機会が多いのですが、真の意味での日本はまだまだ国際化には遠いように感じます。
こうした活動によって、本当の国際人が増えることを期待します。
私の子供も大きくなれば、こうした経験をさせたいと思っております。

ブラック

みなさま、

とても思慮深い、そして経験に満ちたコメントをありがとうございます。
商業的にはなりたくないものの、もっと自分の考え方をいろんな人に知っていただきたいと思っています。

日本人は、というコメントが、単に「現代の」日本人を表していることが多いかと思います。
本来の「日本人」は、もっと国際的だったのかもしれません。
そんなことを考えながら、「海外に暮らす」、「海外に学ぶ」ということを、一つの選択肢として、当然のように考えられる世界が来るといいと思っています。

本当にありがとうございます。

ミー

百聞は一見にしかず。自分で考えて体験して得たことは なにものにもかえられない人生の財産ですよね♪ 
小さい枠にとらわれず広い視野をもって 大きく羽ばたいてほしいと 幼い息子2人に願います。
藤井さんの考えや思いに とても共感しました。いつか息子たちと親子留学しに行きたいと思います。
その時は よろしくお願いします。

hotyouyou

違って当たり前。

最近、そう思える余裕みたいなものがでてきた自分がいて、同じ感覚をおっしゃっていた藤井さんにとっても共感です。

自分は人よりも劣っていると考えるのではなく、違っている、という感覚。たしかにできないことも多いかもしれないけど、できることも多い。


私は今行政にかかわる仕事をさせていただいています。私の町は他の町の友人からみると「鎖国」をしている町だと指摘を受けました。違うこと は 排除すること という風潮が町全体の雰囲気になっているのではないかと感じました。

この数年間で私の町の様子は一変しています。
瀬戸内国際芸術祭という大きなイベントがあり、日本全国、また海外からもいろいろな観光客が訪れるようになりました。
しかし、私の町は その芸術祭に行くためのただの通過点になってしまいました。ただ指をくわえて多くの人が通り過ぎるのをながめているだけだと感じました。

そのDNAというか、は、私の中にも流れていると感じたのは、趣味でしている写真をあるカフェで個展というか、展示をさせていただいたのですが、私の写真の師匠であるプロカメラマンさん(この方すごいです。ただ一枚の写真から取り手のその時の感情や行動などかなり言い当ててしまう、というか、わかってしまう。)には、「素通りしながら撮った写真だね」という評価をいただきました。

その通りだと実感しました。
私もロンドンに遊学経験がありますが、ほとんど、素通りをしていたのだなぁ と 改めて思いました。

子供たちには 素通り ではなく 体験 し、それを吸収し発展させるような経験をしてほしいと思います。
そんなことに力を注がれる藤井さんの活動はとても素晴らしいとおもいます。

そして私も自分が成長するために でも 決して焦らず いろいろな体験ができれば良いなあと考えています。

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