5月22日(金) 晴れ 弱風(南)
7時頃に起床。
朝食の後にカヤック(フェザークラフト K1)を組み立てる。かなり大変な作業。
何も知らずに一人で組み立てるなんて不可能。八幡さんは大丈夫だって言っていたけれど。
出発前の晩、ひとりで説明書もないままやらなくて大正解。
欠けている部品もなく、ひと安心。
ただ、すべての積み込み等まで完了するのに、2時間以上もかかってしまう。
その後は、マゼランリゾーツのスタッフの方々に連れられて、近場のKlung Kunという繁華街へ。
まずは、銀行で八幡さんが持っている旧紙幣を新紙幣へと交換。
そして、マーケットで食材の買い出しへと。
ごみごみした雰囲気の中にも、活動的な感もある。
ネパールに行って以来のアジア。あの旅も、もう5年も前になる。
昼食はホテルにて。
その後、最後の積み込みを終え、いよいよ出発。
マゼランリゾーツの方々、ホテルのお客さま、従業員の方々、その他たくさんの方々に見送られて海に出る。
午後3時24分。
ラダーの使い方、その加減等が全く分からず、カヤック初心者みたいにジグザグ走行。
なんか、漕ぎ方もぎこちない。
これで本当に、50km近くの海峡を横断できるのだろうか。
2時間漕いで接岸。
ゴロタ石の多い海岸に上がる。若干のサーフ。
火山のふもとにある浜だから、真っ黒な砂。
八幡さんのヘルプもあり、無事に上陸。
岸に着いたら、たくさんの子供たちが寄ってきた。
ほとんどみんな裸。
水着なんてなく、下着姿で海で遊んでいたようだ。
そのうち二人が「ココナツ飲む?」と言って、木に登って取ってきてくれた。
ココナツを実から直接飲んだのなんて、初めての体験。
ぬるいけど、変な癖がなくてとても美味しかった。
夜は2時間程度、八幡さんといろんな話をする。
中田ヒデがダメだとか、トレイニーの女の子の扱いが難しいとか、「本気」は今は流行らないとか。
岸の上に張ったテントは快適。蚊もいないし。
でも、寝た後に、身体中がチクチクと痛い。
最初は蚊かと思ったら、無数の蟻が身体を這っていた。
翌日の予定としては、私の提案で、もう一日バリ島を漕ぐことに。
旅程的に慌てなくてもいいということを聞いていたし。
それに、あともう一日ちゃんと漕いでこのカヤックに慣れたいというのが大きな理由。
海峡横断は、なるべく北から攻めたいということもあったし。
沖合いを見ていると、タンカーが北から南へ移動している。
バリ島とロンボク島の間、ロンボク海峡。約40km。
やはり、相当の流れが北から南へと流れているのであろうか。
その海峡に横たわるウォーレス・ラインは動物さえも泳いで渡れなかったという。
本当なんだろうか。
漕行距離 10km
Wow, very insightful :-) Did you say swimming animals? Sorry I'm just using Google translate to understand your entries. They say Lombok straight is very deep and it is a barrier --- making the fauna distinct on each side of the straight. Ha, ha... in Palawan, goats walk on sandbars connecting islets at lowtide ;-)
投稿情報: Tina Bonoan | 2009年7 月17日 (金) 20:25