ニュージーランドの春は、羊の赤ちゃんが運んで来てくれるみたいです。
ここ数日、ネルソンは快晴続き。
最高温度も17度くらいまで上がりました。
ここ、そこらに春の気配がしています。
日本だったら、梅が満開のころかな。
私たちが、春を感じるのは、可愛い、可愛い羊の子供たちが野を駆けまわっているとき。
やんちゃで、元気で、わんぱくだけど、やっぱり怖がりで、お母さんの周りをついてまわっています。
そして、ワイン畑にも春が来ました。
と言っても、まだまだ葉が茂るのは夏になってから。
でも、いちばん大変なプルーニング(いらない枝を丁寧に切り落とす作業)を終えて、ワイン畑が綺麗に身繕いした感じなんです。
いまから、どんどん私は綺麗になっていきますよ。って感じです。
ネルソンでも、三本の指に入るワイナリー、Rimu Grove(リム・グローブ)。
「2005年のピノ・ノワールがもう売り切れちゃうよ。」
ワインメーカーのPatrick(パトリック)から連絡をもらったので、ケースごと買いにワイナリーに伺いました。
8月の間は、まだテイスティングのためのワインセラー(と言っても倉庫です)は閉まっていますが、9月から再開。
ネルソンにいらっしゃる際には、是非是非寄っていただきたいところです。
「どうよ、今年は。」
「不景気って感じはしないけど、ワイナリーでつぶれているところもあるんだよねぇ。」
「パトリックのとこは?」
「うちは、好調。去年よりオーダーが多いくらいなんだよ。」
「でも、どうなるかわからないよね。」
「うん、慎ましやかに生きるのが一番だよね。ネルソンは、天国だから。欲しがっちゃいけないよ。」
・・・・その通りです、パトリック。
「FUJI(って、呼ばれています)、2005年もいいけど、2007年やばいよ。」
ワインメーカーにとって、春は新しいヴィンテージの発表の季節でもあります。
リム・グローブのピノ・ノワールは、私見ですが、ニュージーランドの中でもトップクラスです。
7ヘクタールしかない、小さな、小さなワイナリーだから、メジャーなコンテストとか出していません。
でも、口コミでどんどん評判が広がっているようです。
買うなら、今のうちですよ。
春は、こんなところにも。
私たちが、いつも野菜を買うスタンド?です。
野菜畑の横にあります。
自分の欲しいものを取って、貯金箱みたいな集金箱に代金を入れるシステム。
そう。田舎にある、あの野菜売り小屋が大きくなった感じです。
形が悪いピーマンがいいですねぇ。
美味しそうですねぇ。
レタスに、トマトに、ミニトマト。
キャベツに、カリフラワーに、、、
玉ねぎに、ホウレンソウに、シルバービートに、デイニッシュ(カブ?)に、、、
それに、じゃがいもに、さつまいも(クムラ)に、白菜に、ブロッコリーに。
すごい。
冬の間は、こんなに野菜が無かったのに。
でも、考えてみたらこれが自然なんですね。
年中、同じ野菜が、売り場に並んでいるって、やっぱりおかしくない?
本当に気持ちいい季節がやってきました。
明日は、海に出ます!
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