さて、中間地点の休憩所を出発。
引き続き見える入江の風景は、息を呑むばかり。
少し行くと、そこは小さなHavlock(ハブロック)という町。
グリーン・マッスルがたくさん養殖されていることで有名です。
日本でいうムール貝を大きくしたような貝です。
ホワイト・ワインとニンニクで蒸して食べると・・・すごく美味しいんです!
http://realadventures.weblogs.jp/weblogs/2006/07/post_3b63.html
実は、ここでカメラを持っている人達に優子がインタビューされました。
後で聞いたら、このインタビュア、スティーブ・ガーニーだったんですって。
そう、コースト・トゥ・コースとで10連覇した超人です。
優子が日本人だったから珍しかったのかな。
ハブロックからは、ワイナリーに戻る内陸の道。
両サイドは、ちょっと乾いた感じの小高い山々。いい雰囲気です。
登りだけど、もう少し。頑張って。
ゴール直前。
「Smile!! (笑って!)」のサインが。
そして、いよいよワイナリーの中へ。
ぶどうの樹木の間を駆け抜けます。
ゴール!
やったね。101km、見事に完走です。
ワイナリーだけど、やっぱり最初はこれからでしょ。
ここまでが、サイクリングの部。
ここからが、グレープライドの真骨頂。本当の盛り上がりを迎えます。
抽選で選ばれた100名の女子。
お揃いのTシャツ着て、何を待っているのかな。
目の前には、大きな樽が。そして中にはピノ・ノワール。
そう、今から始まるのは、古式のワイン作りの一行程。
ぶどうを処女が踏むといいお酒ができるという、その名残を取って、選ばれた100名のことを「Grape Virgin」と呼びます。
名前は、可愛いけど、すごいよ、これ。
こんなにぐちゃぐちゃ。
こんなに楽しそうなのに、優子が、黙っているわけありません。
「もちろん」、グレープ・バージンです。
きゃーーーーーーっ!
グレープ・バージンの方々は、翌年参加すれば、この樽から出来た本当のピノ・ノワールがもらえるんです。
表彰式。
70歳代部門とかもあるんですよ。
すごすぎる。。。。
私たちのお友達、Nathan Faavaeも表彰されています。
2周、202kmを4時間ちょっとで走っていました。
優子と私は、その半分を4時間20分かかっていたのにね。
日も傾いてきて、ちょっと涼しくなってきたかな。
でも、みんなまだ興奮冷めやらぬ。
芝生の上でいい気持ち。
最後に、イベントの主催者、Top of the Southのグレープ・ゴンゾーことPeteと一緒に記念写真。
イベントで見かけたら、「ゴンゾー」と呼んであげてください。
私と、丸田君の間にいる親父です。もと警察官です。
綺麗な秋空の下、みんなが気持ち良さそうに帰っていきます。
「来年もここで会おうね!」
ぶどうと、綺麗な空と、澄んだ海。
いっぱい体験した一日でした。
「ねぇ。早く帰って、ワイン飲もうよ。」
「もちろん。優子、今日は本当に良く頑張ったもんね。」
この「フォレストエステート・グレープライド」、2008年の参加者を募集しています。
あの白戸太郎さんも参加するツアーは、日本を4月9日(水)に出発です。
詳細は、こちらです。
http://www.cyclestyle.net/special200801d/
爽やかな秋空の下、皆様の参加をお待ちしています。
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