先週末、9月14日(金)から16日(日)まで、私たちのお気に入りの町、タウポに行ってきました。
タウポは、おなじみ世界最大のロードバイク・センチュリーライド、Lake Taupo Cycle Challengeの開催地。
毎年11月最終土曜日に行われるサイクル・チャレンジは、今年で31回目を迎えます。
昨年は、11,000人以上のサイクリストがこの湖畔の町に集結し160kmにチャレンジしました。
今年、11月24日にはそれを上回る人数が集まると考えられています。
Real New Zealandでは、日本のサイクリストの方々に向けてAuckland集合、解散のツアーを催行しています。
その普段はとても静かなリゾート・タウン、タウポでなんと世界最大?のマウンテンバイク・イベントが行われているとのこと。
そりゃ行かないかんでしょうということで、急遽「Team Land of CLOUDS」として参加することに。
実際、12時間耐久MTBレースとしては、参加者の数が世界で最高。
昨年は一番参加者が多く、3,000人以上が参加したようです。
今年の12時間耐久レースの参加チームは417チーム。
6時間耐久レースとあわせると、やっぱり軽く2,000人はいたようです。
私たち「Team Land of CLOUDS」の今回のハイライトは、なんと言っても新入り、そうニューなメンバーたちです。
その中でも、一番みんなから(と言っても3人)大きな祝福とともに迎え入れられたのは、これ!
そう!大型テント!
今年の初め、エイベル・タズマン国立公園の入り口、カイテリテリ・キャンプ場で、みんなが大きなテントに寝泊りしているのに、私たちだけは山岳テントで、まさにビバーク。
20m四方ぐらいのサイトに、ポツッとテントが2張り。それのみ。
詳しくは→ http://realadventures.weblogs.jp/weblogs/2007/04/post_a542.html
その屈辱を晴らすために、買いましたよ、ニュージーランド製のカトマンズRetereat300!8人まで寝れる。そうです。
ほっ、ほっ、ほっ。
これで私達も、キウィ・キャンパーの仲間入りです。
しかし、周りを見てみると。。。
まだまだですね。
これなんか、テントと呼ぶのでしょうか?
ソファーとかでくつろいでいるし。奥にはテレビもあったし。。。
あと、2人の新入りは、Gusとたか子さんご夫婦。
Gusとは、オークランドの中心部にあるBicycletteというサイクル・ショップでたまたま知り合ったんです。
彼は、サイクル・ショップの中のスペースを借りて、自転車の組み立て、修理、メインテナンスを「Cycle Therapy」という看板でやっているんですね。
正真正銘の自転車野郎です。
Gusは、ショップにいる私を見て、
「日本人ですか?」「日本人のオクサンがいるんです。」とちょっと片言の日本語で話しかけてくれたんです。
その奥様がたか子さん。
綺麗だけど、娘のレイヤ姫を出産するまでは、なんとアイアンマン・レースに何度も出場したことのあるバリバリのアスリート。
MTB歴も10年近く。以前、関西にいたときにはスポンサーも付いていたと言うから本物です。
私たちよりも全然バリバリのお二人。
新入りなんて言ったら、怒られますね。失礼しました。
10時からのブリーフィング。
まぁ、リラックスした感じです。
仮装した人がそこら、ここらに。
チーム・ピンクレディ。左の女の子に平地で抜かれました。。。
セミ・フォーマルなライダーたち。
ジュニア・チームのお揃いのサイクル・ジャージ、格好いいですよね。
そして、いよいよ10時半にスタート。
ちょっと広めの広場から一斉スタートです。
みんなでカウント・ダウン!
おいおい、まだ3秒前。。。
「ブワーッ」というスタートの合図!
凄いよね、これだけ一遍にスタートすると。
もちろん転倒、接触当たり前です。
一周が大体8km程度のサーキット。
芝生の急坂を下って、水辺に出たと思ったら、そこから森へと入る登り。
シングルトラックのテクニカルな林間コースを経て、また川沿いの下りへと。
そして、テントが乱立する会場のテント・サイトに突入。
テントを縫う様に芝生の平地を走る。大きな声援。
でも、ここで、いっつも抜かれるんだよなぁ。
是非、以下のウェブの中央あたりの「HERE」という所(2箇所)をクリックしてください。
ヘルメットに取り付けたカメラから、コースの連続映像が見れます。
http://www.daynightthriller.co.nz/index.htm
みんな一生懸命走っているけど、やっぱりお祭り騒ぎ。
いろんな人が走っているしね。
こんな子から、
こんな小さな自転車から、
この人のメット・カバーは、「この人、一人で12時間も走るのよ。おかしいわよね。」という意味です。
天使もいます。ちょっと変だけど。
この子にはさすがに勝った。
さて、Team Land of CLOUDSのメンバーと言えば、
サイクル・ジャージの着こなしでは、他の追随を許さない優子。
一周走るだけで疲れきっている私。
同じく疲れ切っている丸田君。
そして、余裕のGusファミリー。2歳のレイヤ姫が可愛すぎますよね。
私達も初めての参加だったので、わからないことばかり。
オフィシャル・ウォッチと、タイム・テーブル。
って、これいつも使っている目覚まし時計じゃない?
ヘッドライトは、充電忘れてくるし。おいおい。。。
Gusが余分なライトを持ってきてくれていました。ありがとう。。。
午後6時過ぎると、当然ですがナイト・ライドです。
私は、ナイト・ライドは初めてではありませんが(とれとれで何度迷ったことか。。。)、周回コースのレースでは初めてでした。
ちょっと、ドキドキだけど本当に面白いですよね。
選手交代の瞬間。ちょっと、緊張しますよね。
タイム測定のチップを受け渡すだけなんですけどね。
最後のラップに繋ぐまで、Gusが2周続けて走ってくれました。
そして、最終ラップからゴールはわれらが丸田君!
やっと、いつもの楽しそうな丸田君の笑顔に。
結局チームとしては24周を走破。
藤井 5周、 丸田 6周、 Gus 6周、 たか子さん 4周、 優子 3周。
みんな頑張りました。
成績は417チーム中、233位。
来年は、もっと頑張れるね、きっと。
それにしても、あっという間の12時間でした。
ファンクションが終わったら、すぐにみんなテントで爆睡です。
楽しかったなぁ。。。
ということで、また来年!
メキシコから来たみんなと一緒に決めの記念写真です。
Ciao!
こんにちは、最近は週に一度は見ています。
やっぱりニュージーのレースの雰囲気は素敵ですね。
人多すぎですね。。
ロトルアの24時間はもっとこじんまりしてました(観戦だけしました)
12時間お疲れ様でした。
ガスと走ったんですねタカコさんと走ったのですね~
また会う機会がありましたら宜しくお伝えください。
ニュージーに残ればよかったと後悔しています。。
投稿情報: マキノ | 2007年9 月19日 (水) 22:42
超〜〜〜楽しそうですね!
レースはかなりツラそうですが・・・。
お疲れさまでした!
Hawaiiのセンチュリーライドしか知らなかったのですが、NZでもいろいろやってるんですね!
しかも規模がデカい!!
相当トレーニングしないと無理そうですが、とても興味あるレースですね(^^)
またReport楽しみにしてま〜す♪
投稿情報: abe | 2007年9 月19日 (水) 23:57
マキノさん、
コメントありがとうございます。
いやぁ、人が多くてビックリ。
でも、あの雰囲気は最高ですね。
Gusとたかこさんとお知り合いになれたのもマキノさんのおかげです。
ありがとうございました。
いつでも、ニュージーランドにいらしてくださいね。
3月には、MTBの大会をハシゴする企画を考えています!
abeさん、
超!楽しかったですよ。来年参加しませんか?
Hawaiiのセンチュリーライドも楽しかったですが、ニュージーランドはとても田舎なだけに、もっとアット・ホームな感じですよ。
それに、MTBといい、ロードバイクといい、規模がでかい!
本当にニュージーランド人は、スポーツが大好きなんですね。
来年4月に、南島のワイナリーの中を自転車で気持ちよく走るGrape Rideという企画を立てる予定です。
ワイン好きのabeさんには、たまらないイベントですよ。
投稿情報: ブラック | 2007年9 月20日 (木) 07:17
こんな凄いレースの書込みとしては、恥ずかしいのですが・・・
22日琵琶湖一周しました。
朝5時家を出発。JRで大津へ。AM7時15分、大津駅からスタート。完走出来るのか、やや不安なスタート。
ロードレーサーには抜かれっぱなし・・・
奥琵琶湖の坂、トンネルの連続で消耗。
しかしながら、なんとか完走
走行距離178Km。PM8時45分、大津駅にゴール。
自分としては自己満足の一日でした
まあ、私の脚力ではこんなところです・・・
投稿情報: 北京の風 | 2007年9 月24日 (月) 00:48
北京の風さん、
凄いじゃないですか。時間はどうであれ、一蹴なんて凄すぎます。
是非、11月のオセアニア最大の湖を見ながら、160kmを貸しきりましょう。 www.realnewzealand.net
投稿情報: ブラック | 2007年9 月26日 (水) 20:54