ニュージーランドでは、よく
No Worries!
って言います。英語の"No problem"とか、"You're welcome"に近いのかな。
でも、ニュアンス的にはもっとリラックスした、オープンな感じです。
No Worries, Mate!
って言える様になったら、かなりKiwi度アップです。
その"No Worries"、フランス語では Sans Souciと言います。そのフレンチ・ワードを冠した本当に素晴らしい宿があるんです。
Sans Souci Inn。場所は、Nelsonから2時間程度走ったGolden BayのPoharaという海沿いの町?村?のはずれです。
実は、Upper Moutereに住むAshtanga Yogaのアイコン、John and Lucy Scott宅にお邪魔した際に、是非今度行ってみたらいいよと薦められたんです。
「RetoもVeraもYogiなのよ。とってもいい友達よ。」とLucy。
早速行ってみました。
実に素晴らしいところでした。
なにがいいって?それは、すごく開放的な空間でRELAXできる場所でありながら、芸術性がすごく高い宿なんです。
オランダから来たオーナー夫妻Reto&Veroのセンスが本当にいいんです。いたるところにモザイクの作品が飾ってあります。
そして建物は全部手作り。共用のシャワールームは、とても清潔かつ明るくて、観葉植物が多くて緑が一杯。
それに、ECOLOGYに大変気を配らせているから、トイレはコンポスト・トイレです。
私も初めて使ったんですが、きちんと管理していれば本当に臭わないんですね。全然。微生物が排泄物を分解するんですね。
トイレを使用した後は、こんなおがくずみたいなのを上から一すくいか、二すくいかけるだけなんです。
この、コンポストというのを裏の庭で作っているわけです。
庭も広くて、そして綺麗で。なんとブドウ畑もあります。自家菜園ももちろんあります。
その奥には、Reto家族が住んでいる母屋が。勿論手作りです。可愛いですよね。
そして、ここの芸術性の高さが垣間見れるのは、なんと言っても、毎日メニューが変わるDinnerです。
二晩泊まりましたが、最初の夜は、Duck。鴨ですね。オレンジソースでいただきました。最高に美味しかった。やっぱり、ヨーロッパの繊細な手法が加えられているんでしょうか、それとも素材がいいのか。ウーン、やっぱり両方なのかな。
次の夜は、白身のお魚。これまた白ワインと最高に合う最高のDinnerでした。ちょっとカレー風味です。Noedorf WineryのPinot Grisとの相性が抜群でした。
美味しそうでしょ!
あと、いちばん気に入ったのは、宿にいる間ずっと裸足でいれたこと。石畳が気持ちよくて、庭は芝生だし。食堂も裸足でもちろんOK。っていうかRetoずっと裸足だったし。
裸足でいると、やっぱり自然に近づいている感じしますよね。
とても気に入った場所は、あんまり人に教えたくなくなりますよね。
Sans Souci Innは、まさにそんな隠れ家みたいな場所なんです。
(だから2ヶ月以上Blogに載せなかった。。。)
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