9月29日(金)は過ぎ、30日(土)に突入している。
Towingをしたまま2時間が経過。午前2時を廻っている。
西表島の灯台の火が右手に見えるようになって来た。港の緑と赤の灯りも。西表島なんだ。やっと着いたんだ。でも、もう少し感激の感がこみ上げてくるのかと思っていたのだが、必死で漕いだのが長すぎて、感動することも疲れて出来ない。
「やったぁ。。。」と小声で叫んでみても、同時に出てくるため息のほうが存在感がある。身体の節々が痛い。でもその感覚さえも鈍い。
ゴールの祖納港はここから4km程度。島に近づいてからは、波はもう収まりゆっくりと漕ぐことが出来る。一度みんなで集まって、八幡さんが乗ったGreat JourneyはTowingを外れて先頭に立つことに。
伴走船は、祖納港の入り口まで僕達を先導してくれる。船長のコバチャン、本当に、本当にありがとう。時速1kmまで巡航速度が落ちた私達の伴走、夜からは先導、それを22時間、大変だったよね。高波の中、カヤックから見る船は大揺れでした。近くに寄ってくれた時には、その存在で私達を励ましてくれました。本当に、本当に、ありがとう。祖納港入り口でお別れです。大きく手を振って、感謝の気持ちを伝えます。
「気をつけて!」
大洋丸は石垣島へと帰っていきました。今度一緒に飲もうね。
西表島でカヤックガイドをされている藤縄さんに先導してもらい、真っ暗の中祖納港へと入港。いよいよ到着です。入り江の中だから水面はまっ平ら。プカーッと浮いています。だって、もうここからは急がなくていいんだから。
いり組んだ港の入り口を通り、いよいよ上陸。おっ、車が走っている。西表島のスタッフや、藤縄さんのご家族の皆さんだ。後で「ちゅらねしあ」の掲示板で知ったのですが、藤縄さんの奥様、やっぱり心配で仕方が無く、邪魔しちゃ悪いからと何度も考えた末に、やっぱり居ても立ってもいられず、藤縄さんの携帯に電話してしまったようです。そりゃ、心配だよね。午前3時を過ぎても帰ってこないんだから。
上陸!!!
祖納港のスロープに到着! スタッフが出迎えてくれる中、上陸。。。。おぉ、おぉ、おぉぉぉっぉぉぉぉっぉ。足が、足が動かん。M氏、(わざと)チン!やはり最後まで美味しいところを持っていきます。と言ってる自分も、おぉぉぉぉぉ。コックピットから出た瞬間、転倒。足が、足が動かん。。。
流石の八幡さんも、若干感激気味。
22時間以上の長い時間、一緒に漕いでいただいた水野さんと記念撮影。何か怖い写真ですよね。二人とも、目が血走って、「逝っちゃってる」って感じですね。大丈夫か、「チーム九州」!?
水野さん、本当にありがとうございました。そして、本当にお疲れ様でした。
スタッフからの差し入れ。本当にありがとうございます。午前4時ですよ!本当に感謝、感謝です。
今回のこういった「冒険」の機会を与えてくれた八幡暁さん(ちなみにこれは「ツアー」です。本当か?)、そしてサポートしていただいた永石ゆきえさんを始めスタッフの方々。皆さんに感謝、感謝です。どれだけ感謝の言葉を並べても尽くしきれないほどです。そして、応援してくれた家族、最後まで起きていてくれてありがとう。たくさんの友人からの、たくさんの声援、感謝です。加藤さん、遠藤さん、ご指導ありがとうございました。
最後に、9名の「チーム・ドエム」のみんな、本当に頑張りましたよね。みんなの顔を思い出しながらこれを記している今、感動がこみ上げてきています。やっと。時間が経てば経つほどに。本当にお疲れ様でした。
また、海に出ようよ。
海は広くて大きいから。
以上。
お疲れ様でした!
というか~
うらやましいぞ!チームドエム!!!ならびに藤井さん!!!
人生を楽しんでるって感じで、
まぶしすぎる!
投稿情報: 酒井一成 | 2006年10 月 4日 (水) 13:29
酒井さん、
コメントありがとう。ならびに昨日はお世話になりました。
ドエムぶりに磨きをかけるためにNew Zealandに旅立ちます。
でも、帰ったら慶良間行きたいので、是非宜しく。
投稿情報: ブラック | 2006年10 月 4日 (水) 17:40