昨9月2日(土)に上高地(徳沢)から槍ヶ岳に登った際のこと。
昼前には、山頂まで行けたので南岳小屋まで足を伸ばそうと考え、槍ヶ岳山荘でうどん食っていたら、
「今日のイベントは何時からですか?」
イベントって?
そこで、山荘の人に聞いてみると、
「今晩6時半から、年一回の播隆上人を崇める祭りをここの山荘で開くんですよ。」
とのこと。
年一回かぁ。楽しそうだなぁ。
そんなに急ぐ旅でもないし、部屋も空いてるみたいだし。
参加を決定。午後は昼寝です。
6時半前には食堂前に大行列。後でわかりましたが、参加者数は、槍ヶ岳の山頂近くというのに200名近く!
手作りのとてもいいお祭りでした。中に入っている日本酒は、スタッフが夏の間に働いている杜氏さんからの差し入れです。
中心になっているのは、槍ヶ岳山荘の穂刈さんと、松本市の玄向寺さん。そして岐阜の画家の黒野さんという方。
黒野さんのお話は面白かったなぁ。
播隆上人とは。
槍ヶ岳を開山した人です。1828年まで遡ります。その時の登山日誌は、世界最古の登山誌とも言われているらしいです。
黒野さんを中心に、「ネットワーク播隆」というのも運営されているらしいですよ。
http://www.allhida.jp/onko/kamitakara/index.html
皆で山の唄を歌って、最後は山荘の若手が、ネパールからのバイト2名を中心にしてネパール民謡「レッセン・フェリリ」を唄って、踊ってくれました。懐かしいなぁ。ネパール行った時には歌えたんだけどなぁ。
明くる朝は、ご来光に向かって皆でお祈り。
播隆上人、素晴らしい山をありがとう。
うお~、綺麗なご来光ですね。
山登りはレース以外したことがないので・・・。
投稿情報: 迷走名人 | 2006年9 月 7日 (木) 11:54
迷走名人さん、
綺麗でしたよぉ。
私も山登りはたまにしかやらないのですが、楽しいものですよ。
連れていった妻も今回で登山好きになったようです。
投稿情報: ブラック | 2006年9 月 7日 (木) 19:19