「クララのバカ!、一人で立てないのを足のせいにして。」
「足はちゃんと治っているわ。クララの甘えんぼ。」
「クララなんて、もう知らない!」
ハイジの知っているクララは、この後に自分の足で立ち上がります。
私の知っているクララは倉原卓也君。
ちなみに、わたしは彼のことをクララなんて呼んでいません。
真ん中で、変な格好をしているのが彼です。
(左:リアルニュージーランドのスタッフ丸田君、右:トレイルランナー小宮山ちほちゃん)
もちろん、歩けます。
倉原君は、プロのアドベンチャーレーサーになりたいという夢を持って、一年前にニュージーランドにやってきました。
アドベンチャー・レースの仲間からの紹介で、連絡をくれました。
彼から最初に頂いたメールは、
「リバーカヤックと、トレイルランと自転車がやりたいんです。」
「ニュージーランドだったら、どこに住めばいいんでしょう。」
即答で、
「ネルソンでしょ。」
ということで、われらが町、ネルソンにやってくることに。
そして、倉原君から渡航直前に頂いたメールは、
「リバーカヤックと、トレイルランのギアとロードバイクと。。。」
「あと、MTBと、すべてニュージーランドに持ってきたいんですが、どうしたらいいんでしょう。」
即答で、
「無理でしょ。」
そんな、ちょっとおバカなクララから、久しぶりにメールをもらいました。
ニュージーランドから帰国して、いまは伊豆にいるようです。
藤井さん
こんにちは!倉原です。
今年は梅雨あけが遅かったのに、もう秋の気配です。
残り少ない夏を遊んでいます。
さて、9月から本格的にアロハバイクトリップでガイドとして働くことになりました。
7、8月もツアーに同行する形で参加していました。
外国からの旅行者を案内するツアーもあるので、今から楽しみです。
それから、ニュージーランドでのレースレポートのサイトを作りました。
まだ作成途中ですが、できたものからアップしていきます。
レースの内容を文章で伝えるって難しいなーと、苦戦しながら書いてます。
ブログとホームページを作ったので、よかったら見てください。
こちらのブログからどうぞ。
http://blog.goo.ne.jp/nadesico_a
それでは、また連絡します!!
倉原 卓也
ニュージーランドで初めて会ったときに、
「ニュージーランドに来たんだから、最高峰のアドベンチャー・レースに何が何でも出場したい。」
「出場するんだったら、それなりの成績できちんと完走したい。」
そう、熱く語ってくれた倉原君。
それから半年後、
Coast to Coast (コースト・トゥ・コースト)というニュージーランドの南島を一日で横断する、243kmのマルチ・スポーツ・レース。
クララは、2009年2月にきちんと完走しました。
有言実行。
えらい。
コースト・トゥ・コースト、私も一度は出場したいと思っているレースです。
でも、仕事が…、トレーニングが…、体力が…。
…なんか、どこかで聞いたことのある言い訳です。
ひょっとしたら、歩けなかったときのクララは、私自身のことなのかも。
「イワオのバカ!、レースに出れないのを仕事のせいにして。」
「イワオの甘えんぼ。」
「イワオなんて、もう知らない!」
・・・
ハイジに嫌われる前に、私も歩き始めないと…
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