またもや停滞です。
先日ブログに書き込みしてからまだ4日間しか経っていません。
2日漕いで、2日停滞です。
明日は漕げそうですが、梅雨前線が九州南部に張り付いていて、それが上下しています。
おまけにどんどん新しい低気圧が東から生まれては・・・
なんか、東京のほうは、いい天気らしいじゃないですか。。。
「遠征」と言うよりは、「旅」の色合いが強くなってきましたが、これも経験です。
今日は、何もない(失礼)延岡を出て、宮崎に戻ってきました。
The Red Expressに乗って1時間弱。すぐですよ。
なんと、そこでまた新たな発見です。
疲れた身体を癒すために、お世話になったのが橘通2丁目にある「いつか治療院」。
なんと60分の施術で3,000円の格安料金体系。
それでいて、本当に上手で丁寧なんです。
そして、お昼は横にある蕎麦屋「そば処 有一天」にていただきました。
ざるそばセット。
地元「新富」のそばで打った手打ち麺と、いなりが2つもついてなんと500円!
実は、この二つのお店とも、障害者の福祉サービス事業の一環なんです。
宮崎市も後援している社会福祉法人「いつか会」という団体が運営しているということを、そばを食べているときに知りました。
ご存知の通り、今回のシーカヤック遠征を通じて、私の母が長く関わっている知的障害者のための療育施設「小金井おもちゃライブラリー」のためのチャリティを皆様にお願いしています。
私の母が常々言っていることは、成長期の療育だけではなく、障害を持つ子供たちが成人したときに「自立する」ための社会的受け皿が必要だということ。
「小金井おもちゃライブラリー」を運営しているNPO木馬の会は、現在作業所の設置を始めています。
そして、宮崎でたまたま入った二つのお店が、その難題に正面から取り組んでいる場所だったんです。
「いつか会」は、昭和62年にご自宅を改装し仮開所。
その後、移転等を経て、平成15年4月に知的障害者小規模通所授産施設として社会福祉法人として認可されました。
現在は、上記の2店舗だけでなく、カフェ、ワインショップ、ピザレストラン、ケーキショップ等を幅広く運営されています。
また、昨年4月には宮崎市の郊外に障害福祉サービス事業所「いつかの杜」をOPENさせました。
この「いつか会」について、NPOの研究を深くされている浅野令子さんが、ブログで以下の書き込みをされています。
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(1)知的障害者の職場の実現に関する事業
(2)知的障害者の安定した生活環境の確保に関する事業
NPO法人「いつか会」は、このふたつの事業に取り組むために設立された。
子どもたちの働く場と生活の場となるビルを所有する。
NPO法人で借金してビルを保有すれば、親が死んでも、子どもたちが生活していける事業が残る。NPO法人の借金は、長期借入金が8割、代表者勘定が2割。入居者の負担金を、高鍋信用金庫への返済に充てている。
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全文は、以下。
http://asanoya.exblog.jp/6820924/
いろんな意味で、今後の障害者の受け皿を考える上で参考になるモデルのように思えます。
もし、機会があれば、ぜひ経営者の武田様とお話してみたいと思いました。
ざるそば、美味しかったですよ。
宮崎にいらしたら是非。
と、いうことで延岡に戻りマース!
明日はきっと大分県です!
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