「オハヨウゴザイマース!」
ライアンの下手な日本語で起こされる。
今日、Heaphy Trackの3日目は一番長い日です。
Saxon Hutを出て、水辺のLewis Hutまで、24.5kmを歩き、標高約800mを下りきります。
外に出てみると、タソックに霜が降りている。
今日もいい日になりそうです。
ふとみると、ドアの外にはマットとシュラフ。
そうなんです。ガイドのライアンとマリアンは、外で寝てたんです。
「星が綺麗だったよ。」
寒くないのかなぁ。
いざ出発。
ランチを取るJames Mackay Hutまでは、Mackay Downsと呼ばれる山間の平地を歩きます。
時に出てくる森は涼しく、気持ちがいいんです。
東海岸から、西海岸へ。
今までは、エイベル・タズマン国立公園があるTasman地区だったのが、これからはBuller地区を歩くことに。
そして周りの景色もどんどん変わっていく。
トラックの至る所には、苔が。
こんな小さな芸術品も。
ゆっくり歩く。
振り返ると、空にはぽかっと白い雲。
ランチを食べたJames Mackay Hutからの眺め。
ずっと先に見えるのは、Heaphy川の河口。
そう、タスマン海です。西海岸です。
トラックは、どんどん苔に覆われてきました。
苔って、近くで見ると綺麗ですよね。
100種類以上の苔がHeaphy Trackにはあるらしいですよ。
巨大なシダもどんどん出てきました。
森の妖精、Bush Robinはとてもフレンドリーです。
こちらがじっとしていると、興味深く寄って来てくれるんです。
そして、いよいよLewis Hutに到着。
ここは、Lewis川と、Heapy川の合流地点。
もちろん写真はありませんが、ここの清流でLady達は水浴びをされていました。
でも、水温はとっても冷たいんだよな。。。
今日はご苦労様でした。
ご褒美は、トマト風味のパスタ。
「美味しい!」
24.5kmを6時間程度で完歩。
明日は8kmだけのイージー・ウォークです。
今日は、ゆっくり寝て、明日はちょっと寝坊しようね。
まだ日は出てるけど、眠いから今日は寝るね。
「オヤスミナサーイ。」
またライアンが下手な日本語で挨拶してる。
おはようございます
毎回コメントが同じなんですが
美しいですね
こちらは阿蘇高岳に初冠雪しやっとイチョウなどの
葉が散り始め 冬到来といった感じです
投稿情報: しりうす | 2007年12 月 6日 (木) 10:17
しりうすさん、
コメントありがとうございます。
私自身も、綺麗なものを表現する時のボキャブラリーが本当に少ないなと痛感している次第です。
でも、言葉でも、写真でも、絶対表現できないんだろうな、などとも思います。
九州も、とてもいいところですよね。
私の心の故郷です。来年5月には帰ります。
投稿情報: ブラック | 2007年12 月 6日 (木) 16:07
毎週、ブログを楽しみにしています。
写真を拝見してるだけでも、心がスーッと落ち着くんです。
時には泣いてしまうことも・・・。(笑)
実際、この景色を目の当たりにしてるブラックさんはきっと感動の
連続なんだろうなぁって思います。
ボキャブラリーの少なさを気にされてるみたいですが、
私は逆に言葉や写真で表現できない何かを毎回感じてます。
(上手くいえないけど・・・。)
次回も楽しみにしています。
投稿情報: ぶっきー | 2007年12 月 6日 (木) 23:45
ぶっきーさん、
コメントありがとうございます。
返信遅くなってすいませんでした。
写真でも伝えられないものは、やっぱり直接見てもらわないと。
実はGWにHeaphy Trackを日本の方にご紹介するツアーを企画しています。
もし、ご都合がつけば。
投稿情報: ブラック | 2007年12 月12日 (水) 06:18