南房総で、Saltysというシーカヤック・アウトフィッターをやられている山本勉さん。Patagoniaのスピーカー・シリーズで、アイルランドをカヤックで旅された話を聞きに行ったときに知り合いました。Surfingもバリバリやられるスポーツ万能の方(丸田談)です。
山本さんもニュージーランドに縁があり、その彼から紹介頂き、Palmerston North(パーマストン・ノース)郊外にあるQ-Kayaksの本社工場に伺いました。
Palmerston Northはどこか?
そうですね。あんまり皆さん行かないところですよね。Wellington(ウェリントン)から2号線を北上。ほぼ200kmぐらい行ったところでしょうか。何があるかって?うーん、大学と、ラグビー記念博物館と、あとは、、、調べておきます。
でも、オリンピックで金メダルを4個、銀メダルを1個獲得した伝説のカヤッカー、Ian Fergusonの出身地でもあります。彼は引退したあとに、SportsとしてのKayakを浸透させるために、オークランドと、ウェリントンで「Fergs Kayak」というカヤック・ショップを運営しています。もちろん、NZの代表チーム、ユース・チームの指導、サポートも積極的に関わっていらっしゃいます。
そのPalmerston Northから、20分ほど東に行ったところにあるAshhurstという小さな村?にQ-Kayaksの本社工場はありました。
道のすぐ脇にあるので一度通り過ぎてしまいましたが、店頭に飾っているシーカヤックを見て、
「あぁ、あれだよ、あれ!」と急いで戻ったのでした。
店主兼オーナーのWade(ウェイド)は、めちゃくちゃ気さくでNiceなKiwiです。
今年の冬はずっと寒かったので注文が少なかったのが、この何日間で天気が良くなったので、注文が一気に大量に来たとのこと。「すごく、忙しいんだよ。」 と話していました。電話はひっきりなしで鳴っているし、本当に忙しそうでした。
そんなに忙しい中でも、カヤックのいろんな説明してくれたり、今度Whanganui Journeyに行ってみたいんだって話したら、その案内や、そこのガイドブックをくれたり。すごく親切なんです。
「No worries. I take good care of you.」
というのがWadeの口癖でした。「心配すんな。俺がちゃんといいようにしとくから。」という感じかな?
工場はお店の真後ろ。数人(でも数人)の職人さんたちが忙しく、慌しくされていました。倉庫も横と後ろにあります。
Wadeに、「アドベンチャー・レースとかに出たいんだけど。」と話したら、
「じゃぁ、Multisport Kayakとか買うより、絶対このTui(ポリ艇)を買った方がいいって。安定しているし、早いよ。特にアドベンチャー・レースは静水の上を漕ぐことなんて少ないから。」
なるほど、なるほど。
いろんな艇を見させてもらいました。やっぱり、見ていたら欲しくなりますよね。いやぁ、ルーフ・バーさえあれば。。。
でも、1月にまた伺う予定です。今度は我慢できないかも。欲しいのももう決めちゃったし。
ちなみにWhanganui Riverはこんなところ。こんなところをずっと140kmほど川降りします。
最高に気持ち良さそうでしょ。
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