シーカヤック、「すごく」好きな人じゃないと面白くない書き込みです。写真も無いし。一週間ぶりに書き込むくせに、何じゃそりゃとおっしゃる方、本当に申し訳ありません。
先週9月19日(火)に葉山のカトーカヌーイングスクールの加藤さんに教えを請いに伺いました。今まで僕は、先生といえば外房の野川さんだけで、それも一年以上前に合宿をした程度でした(犬の穴)。ここ一年、自己流で漕いできたのですが、ある程度漕げるようになったものの、本当に駄目な自分にも気付いていて、どうにか次のステップに上がるきっかけが欲しいというところに、Adventure Raceの大先輩のてらさんにご紹介をいただきました。
朝9時半に伺い、まずは陸で何をやるべきか、何をやりたいかの話。おいしいコーヒーをいただきながら一時間強お話しをました。加藤さんいわく、私に必要なのは、効率的に漕ぐための「知恵」だそうです。確かに「カヤックがどう曲がるか」という基本的なこともわかっていなかったようです。野川さんには教わっていたのでしょうが、忘れていたり、またほかの技術の習得に躍起になって見落としていた部分だと思います。
しかし、加藤さんのお話はわかりやすい。何をどうやればいいという頭の中にインプットするべきものは全てインプットした上でいざ海上へ。台風の影響が心配されましたが、波、風ともあるものの、出れないほどではないし、沖に出ても大きいうねりがあるものの波が割れて頭から被るというほどではありませんでした。
いろんなことを一日掛けて、幸運なことにマン・ツー・マンで教わりました。その中でも、テーマは大きく二つ。
・方向転換
・フォワード・ストローク
本当に基本的なことを丁寧に教えていただきました。特に方向転換については、知らないことがたくさん。リーンで曲がるのに、内傾と、外傾があるなんて!知りませんでした。あと、「ひねり」。こんなに大切だったのに、いままで知らずに漕いでいたなんて。スターン・ラダーも間違いだらけ、というかもっと効率的な方法があることに気付かせて頂きました。
でも、今まで野川さんに教わったことと、基本的なことは全く同方向。自分がいかにそのことを実践できずに自分の楽な方向に流されているか、それがわかった貴重な一日でした。シンプルゆえに奥が深い。深すぎる。
翌日9月20日(水)には、茅ヶ崎で遠藤先生にフォワード・ストロークを習いました。ご存知のとおり、遠藤さんはOlympic Medalistです。
基本的な教えは二つ。
・下半身主導
・「一体」
あと、自分の駄目な癖。右手をキャッチからストロークに掛けて右の膝を立てて右のお尻が浮いてしまいます。同じことを一年半前に野川さんにも指摘されたのに、またご指摘を受けました。手で引いているからです。下半身に重心を乗っけたまま背中で引かないと。無駄な動きはなるべく抑えて。
やはり、今からもやらなくてはいけないこと、たくさんたくさんあるようです。頑張んなきゃ。
シーカヤックやらない人は、「なんじゃこれ?」という内容でしたが、やっている人は、加藤さん、遠藤さんというレーシング上がりの達人の方々の教えは、必ず興味あるはず。なにかヒントにしてもらえましたか?
そういえば、野川さんもレーシングだなぁ。
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