2009年ですね。
早いもので、ニュージーランドに移住してから、もう3年目に入りました。
いろんな方にお世話になって、なんとか頑張って来れました。
本当に、ありがとうございます。感謝、感謝です。
金融界を中心に、世界的に激動の様相を見せています。
私自身も、いろんな意味で影響を受けていますが、まずは自分の足元を確かめ、一歩一歩目標に向かっていきたいと思っています。
2009年も、今の状態に満足することなく、いろんな挑戦をしていきたいと思っています。
そして、今年初めてのチャレンジが、今週末(明後日)にやってきます。
ニュージーランドの南島から北島まで、あの悪名高いクック海峡をシーカヤックで横断します。
クック海峡は、1769年に英国人のキャプテン・ジェームス・クックによって発見されました。
ニュージーランドの西側にあるタズマン海と、右側の南太平洋をつなぐ海峡です。
南島の北端、いろんな海岸線が入り組んでいるマルボロ・サウンドから、ウェリントンの北、マカラ・ビーチまでの約28kmの行程です。
距離的には、そう長くないのですが、海峡は周りの海から比べて極端に浅くなっており、また西からも東からも風が吹くときは、ここが狭い通り道となって、すごい勢いで吹きすさぶことになります。
世界の中でも、"One of the most dangerous and unpredictable waters" (最高に危なくて、予測の付かない海)とされています。
だから・・・
こんなになったり、
こんなになったり、
・・・するんですね。
一昨年は、普段はフェリーで3時間でわたれるこの海峡、海が荒れてなんと10時間以上かかってしまったこともあります。
また、先日ウェリントンからネルソンに戻る飛行機から、大きな白波が見えました。飛行機からですよ!!
遠征の行程は、23日(金曜)にネルソンからマルボロ・サウンドの入り口、ピクトンまで移動。
お昼頃にピクトンから漕ぎ始め、クック海峡近くまで、約40km程度漕ぐ予定です。
その後、土曜日の朝5時半に漕ぎ始め、北島に向かいます。
北島といっても、道程はほぼ東に向かう形です。
そして、この遠征のキーワードは、"Double Crossing"
2回、渡る。そう往復という意味です。まじかよ・・・
日曜日、体調、気候、海峡がよければ、また南島まで「逆風の中」漕いで渡る予定です。
リタイアする人が出てきたら、人数調整が必要なので、私はどうするか現在のところわかりません。
その前に、きちんと北島まで渡れるかどうかもわからないんですから。
今回の遠征のメンバーは、昨年の4月に入会したネルソン・カヌー・クラブの面々です。
カヤック・インストラクターが3名。屈強なシーカヤッカーが1名。アドベンチャー・レーサーが1名。元南極隊員が1名。
それに、カヤック暦20年のクラブの会長、そう彼もアドベンチャー・レーサーでした。
そこに、日本代表として私が参加することに。すごいよね。
練習不足ではあるけれど、気力は充実しています。
ニュージーランドの荒波に挑戦してきます。
予測は、北東の風40ノット(秒速11m程度)、波の高さは1.5m程度とされています。
応援よろしくお願いします。
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