外がうるさくて目が覚める。雨、外に出てみる、土砂降り、色々計画を考えてみる、でも、まずは腹ごしらえ。山盛りのコーンフレークを食べながら、周りの人に手当たり次第聞いてみる、「雨上がるかな?」と、もちろん正確な答えは出ない。コーンフレークをおかわりして考えてみる。
帰ることにしよう。1日待つ事も今の僕は出来ないし、これからまだ行くところは沢山ある。
後ろ髪を引っ張られたまま、荷物運搬用のトラックに乗って、船着場まで行くことに、普段はちゃんとした人用の車らしい。こうやってカバンは届けられているんだな、と感心してる暇も無く、おじさんの手伝い。何故か学生の頃にした漁師のアルバイトを思い出す。
ピクトンの港に着く、晴れ間が見える、後悔先に立たず。漁師のおじさんが不機嫌そうな顔をしている、でも写真を撮る、さすがにアップは無理、そんな黒ひげ危機一髪の様な遊びをやけになって1人でしていると、誰かが僕を呼ぶ、今回お世話になったサザン・ウィルダネスのスティーブだ。「残念だったな、俺もほら」というスティーブ、初夏のニュージーランドでダウンジャケットを着たナイスガイは、「もちろん知ってるだろ? ニュージーランドの1日には、春夏秋冬全部入っているからな。」とニコリ。
最後の20kmを歩いていないから、全体の70%を歩いたことになる、あとの30%は次回に繰越し、次はマウンテンバイクかな。
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