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今晩は自炊。メニューはお決まりのカレー。でもそれじゃあまりにもやっつけだから、今回は僕の地元、札幌の名物スープカレーにチャレンジ。
スノーボードとかサーフィンが好きで、札幌にいた時は毎週どこかに行ったついでに色んな所で食べたりしてたっけ。
スープカレーの何処が美味しいなんて話しは、札幌では所謂コモンセンスに値する。これ本当。
今、色んな理由があって食材が冷蔵庫を満たしているので、是非と思い、作ってみた。
案外やれば作れるもんで、鶏肉を最初に少し湯がいておけば…、と思った以外は結構美味しくできた。これも本当。
作っちゃえばこっちのもんなんで、お洒落気取ってテラスに出して早速食べ始めた。音楽もあえてかっこいいやつに。
料理もそこそこ美味い、景色も良い。
そこまでは良かった。しかし、1人身の僕にはあまりに音楽が格好良すぎて何だか切ない。せっかく持ってきたビールにもなかなか手が伸びない。
格好良い音楽を聞きながら、自分の手料理に舌鼓を打つ男、in ニュージーランドのど田舎。
あまりに寂しすぎた。
この間、会社の新しいオフィスの近くのマウンテンバイク・トレイルまで行ってきました。試しに自走で行って自走で帰ってきたら、ハンガーノックが起きそうな状態。これはやばいと思い、なぜかコーラを一気飲みしました。やっぱり運動後のコーラは最高です。
想像は出来ていましたが、このコースは子ども向けです。1周普通に周ると、2kmって書いていました。ここまで来るほうが全然長い、それだけを走りにここまで来たのかと思うと、なんだか寂しくなる始末。それはいかんと思い、ちょっと気合を入れて道無き道を走ってみました。
森から伸びるシングルトラックを走り、海との境まで走ると湿地帯に出てきます。ここには小さなカニが住んでいて、走るたびにワーって逃げていくのが可愛いです。最初見た時はフナ虫かなんかかと思いましたが。
タイヤが埋まる埋まる、もう大変です。こけたらドロドロのままオフィスまで自走、それはあまりに恐ろしいことなので慎重に走ります。横でボートに乗ってるおじさん達に怪しく思われますが、気にせずに走ります。泥が付きすぎてタイヤが回らなくなってきますが、気にせず走ります。が、全然走れませんので、泥を落とします。
車道が見えたので、自転車を担いで強引に藪を横切ってゴール。何だか微妙な体験でしたが、1つ教訓を得ました。やはり、ガイドブックでも評価の高いコースが割と確実だということ。よく読まなきゃダメですね。ホントに。
Super 14の時期が近づいてまいりました。
昨日はPre Season Matchとして、Crusaders VS. Hurricanesという大人気のカードでした。何が凄いかと言うと、これをうちの近所のMotuekaという田舎町で開催したことです。人口7,000人弱のMotueka、昨日の総動員数は約10,000人。この国のラグビー人気を垣間見れた1日でした。
通常ラグビーの試合は、40分全後半なのですが、昨日は練習試合なので、30分4本。スター選手も二軍の選手もごちゃまぜにプレーしていたので、マニアにはたまらない試合だったと思います。
練習試合と言えども、昨日のMotuekaは違いました。写真のように本番さながらの仕込みが凄い。ここまで練習試合では普通やらないですよ。日本のプロ野球でもやらないと思います。そんな情熱がこんな小さな町で開催するに至ったのでしょう。Makos Girlsも結構可愛いですし。
試合の内容は、55対33でCrusadersの勝ち。でもそんなの大した問題ではなくて、重要なのはなんと言っても試合後の選手達のファンサービスです。やはり人気のある選手達は、本当にサービスが良いですね。
2007年W杯で、All Blacksを率いたRitchie Macaw、そして世界一のスタンドオフDaniel Carter。Ritchieと僕は同い年、Daniel Carterは僕より1つ2つ年下、僕もこんな遠巻きから写真を写していてはダメですね…。頑張らなくては、と思わせられました。
こういうのに弱いんです。
これ何って、レジですよレジ。
色、デザイン、極みはこのお洒落なロゴです。ほんと最高ですね。
後ろの写真の配置とかもお洒落、とにかくこういうのに弱いんです。
古い車、古いテレビ、古い雑貨、うーんたまりません！
でも最新のPCが欲しかったり、新しい自転車が欲しかったり、新車のレンジローバーを指くわえて眺めてるんですけどね。
小さな雑貨類はインテリアということになったとしても、絶対に使わなきゃいけない冷蔵庫がこんなのだったら、旅行なんて気が気じゃなくて行けませんよ。
そうなんです、だから僕の使っている物はいつも中途半端に古いんですよ。車もあと1つ古い型を買えない、待てばこれが「クールになるんだ」なんて言いながら、新しい型が出るまで待てずに替えてしまう。惜しい、非常に惜しい。
実用とお洒落を兼ね備えたものって本当に難しいですね。
お涙物が比較的簡単に手に入るニュージーランドに居るとつくづく思います。
気がつけばもう1月も中旬に入りました。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
僕は去年からずっと駆け足で過ごしていて、明日からまた出張です。
そんな現実的な話は置いておいて、こんな砂漠みたいなところもニュージーランドにはあるんですよ。驚きですねぇ、この国は雨林かフィヨルド、もしくは荒涼とした野原だけだと僕も思ってました。
ここは南島の北西の先っぽに位置する、Farewell Spit（フェアウェル・スピット）と言うところです。
こんな静かなところでキャンプなんかしたら最高に気持ち良いと思いますよ。
僕が今住んでいる町はここから1時間半位の所ですが、そこでも夜になったらびっくりするくらい星が見えて、首が痛くなるまで見てしまいます。
なんだかこの間教えてもらったのは、どうやら南半球の方が天の川が見えるようなんですよ。というのも、地球は宇宙の星の集まりのなかでは少し高い位置、いわゆる北側に位置してるようなんです。なので角度的な要因で北半球より南半球の方がよりきれいに見えるようですよ。
高低、南北という物差しで考えて良いのか分かりませんが、ともかくそんな理由が宇宙でもどうやら通用するようです。驚きですねぇ。
皆さま、あけましておめでとうございます。
今年も楽しい企画をたくさん提案していきますので、よろしくお願いいたします。
2008年も楽しく過ごしましょう！
南半球のニュージーランドより
丸田 憲司