アウトリガー・カヌーって知っていますか?
タヒチ、ハワイ、アオテアロア(ニュージーランド)などを筆頭に太平洋地域の数ある島々のカヌー文化の一つです。横に細い浮力体が付いた細長い艇で、漕ぎはシングルというところが特徴であり、北方民族のカヌーイングとの大きな違いでもあります。
ニュージーランドには沢山のクラブがあります。それはカヌーに限らず全部の(過言ではないでしょう)スポーツから、文化的なものまであり、思い立ったらそこに混ぜてもらって始めるのが一般的です。きっとイギリスのクラブ文化の延長ですね。数ヶ月前から色々なクラブに連絡していたのですが、その時は募集していないところが多く、なかなかやれずにいました。なかには「明日から合宿に来い」と体育会系の心を擽る素晴らしいオファーもあったのですが、、、。
メールに運営者のリチャードの素晴しい人柄が出ていて、ここでしょという感じですぐに決めたのが、Pakuranga Canoe Club。早速昨日から練習に参加することに。
「ハッ」って言ったら一回パドルした後、漕ぐ手を換える。1分ほどの短い陸の上での指導が終わったら、すぐに艇に乗ることになった。OC6という6人乗りに乗り込み、皆でタイミングを合わせて漕ぐ。始めはパドルの入れ替えるタイミングがなかなか掴めない。横をリチャードが、「1-2-3-、、、」と言いながら一緒に漕いでいる。カヌーは重たい、でも6人で漕いだら結構なスピードが出る。これは気持ち良い。
こういうふうに太平洋地域の民族は島を渡り、戦い、漁をしていたと考えていると、なんだか500年前にタイム・スリップした様な気分になった。しかし隣を見ればローイングのチームが、コーチにメガホン越しに煽られながら漕いでいる。なかなか悠長な気分に浸ってられない。ふっと気付けばもうゴール地点の近く、あっと言う間に時間が過ぎていた。
6人で艇を運び終わったら、1人ひとりが握手しあう。そして最後にリチャードが「みんな、今日は海に戻ってきてくれてありがとう!」と言う。彼のマオリとしての海に対する姿勢の違いを感じた。
さて次は来週の月曜日、なんだかわくわくする。
※ワールドスプリントの時の写真、そして結果。ニュージーランド強し!
http://worldsprints.wakaama.co.nz/
ブログ立上げ当時から、
いつも楽しくハイ憲してます。ハイ。
お金を貯めて早く私もNZに行きたいです
最近さみしいです(・v・)
投稿情報: taka(・v・) | 2007年2 月 1日 (木) 19:34
NZでWaka Ama漕がれたんですね~。
実はワールドスプリント、出場してました。
弱小日本チームでしたが、サモアには勝ちました。
投稿情報: taiki | 2007年2 月10日 (土) 00:29