ながらく更新をお休みしていて申し訳ありません
2日目 クライストチャーチの町というのは、ニュージーランドのなかでも一番ヨーロッパ的であるとされている。と、なにかで読んだことがある方は少なくないのではないでしょうか? イギリス系移民の多いニュージーランドのなかでも、確かにこの町はイギリスの色が濃く残っている町ですね。町にはレンガ作りの建物が、教会を中心に並んでおり、非常に雰囲気の良い町です。
一周1kmのコースが町のど真ん中に、その日のためだけに作られていて、そこは沢山の選手や観客達で賑わっています。「クライテリウム」というこの競技、普通の郊外を走るロードレースとは違い、観客に楽しんでもらうことがコンセプト。ヨーロッパ諸国では有名らしいですが、日本ではあまり有名ではないようですね。
Open Menの部のスタート。足自慢の猛者に混ざって、何故か普通のおじさんも居まし た。途中で走るのを止めてしまいましたが、、 やってみるのがやはり大事なんですね。
速い時は、だいたい50km/hで目の前を走り抜けるので、迫力はかなりのものです。建物の雰囲気、そしてリードする車がプジョー、ヨーロッパのどこかに来たようでした。
さて、子どもの部ですね。上から下まで一流ブランドで固めた子、ダウンヒルバイクで勝負に挑む子、そういった光景は大人の大会では見受けられないので非常に新鮮です。
両親の応援がすごく、写真も撮るのが難しいです。もちろんOpen Menの部よりも、応援は多かったように思えます。
こんな自転車に2人乗りのほか、向かい合わせ乗り、水平乗り、サドルに立ち乗りなど、子どもの頃、挑戦した妙技の数々を見せてくれます。
リカンベント、小径車の部の始まりです。
ブロンプトンを駆るお洒落な女性もいれば、自分で作ってきた人もいました。この部には、残念ながらプライズは無く、目立ち重視、鳥人間コンテストに近いでしょうか。
最後に、ニュージーランドクライテリウムチャンピオンを決める公式大会が残されています。揃いのジャージを着た、いわゆる本格派も目立つこのレースは、選手が通り過ぎるときの音が全然違い、レベルの高さを感じました。レース後半に差し掛かる頃には、周辺のカフェやバーの人が皆出てきて、人だかりが出来るほどになっていました。
優勝したのは24歳の、、 名前は忘れてしまいましたが、そのお母さんが僕の横にいて、息子のカバンを持ち上げ、「何か必要な物ある? 何着る? シャツ着る? お腹すいた?」と、いきなりの質問攻撃。息子はそれに対し、少しうざそうに「長袖のシャツだけでいい。」、お母さんは「もういらないの? それだけでいいの?」と少し残念そうでしたが、めげずに質問攻撃を繰り返していました。母親はどこの国でもあまり変わらないのかもしれませんね。
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