抜けるような青空のなか出発、海岸に沿った道を歩く。シダの葉の間からも光が射し込み、トラック全体がすごく明るく、ピクニックにでも出かける様な感覚になり、他のツアー参加者とも会話が弾みます、これ位気持ち良いトラックを歩いたのはいつ振りでしょうか。
この日のランチは川の辺でした、水を汲み、それを沸かしコーヒーを入れる。ランチ袋を開けて中を確認、丸いサンドウィッチとスコーンが見える、それを頬張りながら写真を沢山撮る、こんな良い日にこんな素晴らしい所に居たらきっと誰でもそうするはずです。ニュージーランドの夏は本当に明るく、夕方になっても太陽は真上にあり、体内時計はほとんど当てにはなりません、夕方4時に目的地「パンガ・コーブ」に到着しても、水着を着てこれからビーチへ行くという人さえ居る。パンガとは先住民マオリの言葉でシダの木の事らしく、このロッジ周辺でも沢山の「パンガ」を見ることが出来ます。
ぽかぽかと明るく、あまりに心地良いのでウトウトとしてしまいます。ベッドの正面が窓になっていて、起きるとすぐに素晴らしい景色が目に入り、目覚めは最高です。部屋を出て5分ほど坂を登ったところに、このロッジ自慢のレストランがあります、坂を登っただけの事はあって眺望は本当に素晴らしく、ニュージーランド名産のラム料理、そしてこの一帯マールボロー地方の名産のワインを、この景色がさらに引き立てます。
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