後楽園、偕楽園、兼六園。日本の三名園のことですね。
この写真は、僕がこの間まで居た町、金沢にある兼六園です。右側にちょこっと写っているのが徽軫灯籠、何て読むか分からないですよね。どうやらこれで「ことじとうろう」と読むらしいです。
灯篭の足が二股になっているのが、珍しいらしいんですが、そう聞くまで気付きませんでした。鈍感なのって嫌ですね。
マンホールの蓋でも、これを象ったのがありましたので、シンボル的なもののようです。
何でも、昔壊されたことがあったようで、本物は大切にとっておいてあるようです。イタリアの落書き、モアイ像に落書き、色々ひどい話は聞きますが、破壊とはひどいですね。
このままずっと歩いていくと、聖徳太子の像があったり立派な松があったりして、山崎山という海苔屋さんのような名前の場所にやってきます。ここは何てことないんですが、苔とか松が良い感じなんです。裏側の階段なんかも、適当に作った感があって、昔らしくて良いんですよ。
完璧じゃないほうが良いですよね、こういうのって。ちょっと隙がある感が良い、というか…。うーん、なんかいやらしい表現ですね。
まぁ、とにかく僕はここが好きです。あんまり人が居なかったから、人気はないと思いますが。
石の積み方とか、木の生え方とかが実に良い。
そうそう、ここに行く手前に加賀城の石川門というのがあるんですが、それも石の積み方が実に素晴らしいんですよ。
それを言っていくと加賀城の石垣も素晴らしいんです。金沢は石垣好きにはたまらないところです。雪が多いからかかな。
金沢、なかなか行き辛い場所ですが、高山とぶつけて行くのがおすすめです。
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