なんだこれ?
中国のブツであることは間違いない。
なになに…、へぇ?
下に書いてある文を読んでみると、地震を予知する道具とのこと。いやはや4千年の歴史というのは、何でも神秘的に感じさせてくれますねぇ。しかし、これでどう予知したのか、設計者に詳しく話しを聞きたいものです。
予知と言えば、先日、大学のラグビー部の親友から、こんなメールが届いた。
「ヤスオに子どもが出来た、詳しくはヤスオへ。」
失礼な話だが、この事はヤスオを知る人間は誰も予知できなかった事だと思う。たとえこの中国の道具を使っても、無理だったはず。
「二等兵」という名で親しまれたヤスオ。毎日、ボンカレー食べてたヤスオ。様々な伝説を持つ彼は、思い出せば少し神秘的な部分を持っている男だった。
そんなヤスオは「卒業したら新宿に行く」と、あまりに漠然すぎる一言を残したきり、消息が途絶えた。
それから5年が経ったある日、日本に帰っていた僕は、大学の仲間3人で飲んでいた。渋谷で飲み始め、下北、明大前という感じでベロベロになるまでダラダラ。
「キリがないから、うちで飲むかー」と言って、居酒屋を出た瞬間、ママチャリに乗るヤスオが3人の目の前で止まった。そして何事も無かったかのように、こう言った。
「元気?」
これは同じ釜の飯を食べた男達の、5年ぶりの挨拶ではない。地方大学のラグビー部出身者が、すごい偶然で東京の世田谷、しかも明大前駅の裏側(甲州街道の逆、松原側)の居酒屋の前で夜中にばったり再会した時の第一声ではない。でも、ヤスオはそういう男だった。
神秘のベールに包まれた男、ヤスオ二等兵。彼の子どもが、すくすくと成長してくれることを切に祈っている。
ちなみに彼の奥さんが、どういう人かは誰も知らない。
藤井さんのつながりでたどりつきました。突然の殴り込みコメント、ご容赦ください。
写真のブツは地震「予知」機ではなく「観測」機です。広い中国のどこかで地震があった場合、震源地の方角の方向にぶる下がった竜の飾りの口にデリケートにひっかかっている玉がかすかな揺れを感知して落ち、下から見上げているカエルの口に入る。かくして皇帝陛下は領土のどこら辺で地震があったかを知る...という仕組みになっていたとか。
本当かよ、オイ...とも思いますがね...。
投稿情報: Yute | 2008年8 月29日 (金) 10:53
Yuteさん、
ありがとうございます。
なるほど観測機でしたか、これは失礼しました。
しかし仰るとおり、広い中国を竜とカエルだけで本当に大丈夫だったんでしょうか。疑問符は消えませんね。。。
投稿情報: 丸田憲司 | 2008年8 月29日 (金) 16:18