Cross the border

世界最大のセンチュリーライドと言えば

世界最大のセンチュリーライド、「Lake Taupo Cycle Challenge」が11月末に開催されました。その模様が、現在発売中の「CYCLE SPORTS」、に掲載されています。
是非ご一読を。

これが本当に楽しいイベントなんです。ニュージーランドでは、老若男女・経験の多少問わず、沢山の人達が出場しています。1人で走る人もいれば、仲間や家族とリレーで参加される方もいるこのイベント。参加者は、なんと約10,000人。ニュージーランドの国の人口は約400万人ですから、簡単に言うと、400人に1人は毎年走ってるということですね。本当にスポーツが好きな人達です。

コースはわりときつめかもしれません。160kmのうち、100kmまではずっと山の中なので、アップダウンがそこそこあります。でも簡単に走れるコースなんて楽しくないですよね。それに周りには1万人がいます。だから集団から離れても、たいして孤独感はありません。本当に気持ち良く走れます。来年是非！と言う前に、「CYCLE SPORTS」をチェックしてみて下さい。

僕達、Real New Zealandのスタッフもちょこっと出ていますよ。

髭自慢コンテスト

NOVEMBER（11月）に開催される、MUSTACHE（口ひげ）のコンテスト。それがこの「MOVEMBER」、ナイスなネーミングに脱帽です。

このイベントはニュージーランドはもちろん世界各地で開催されているイベント。目的はなんと健康管理、髭を伸ばして健康管理のチャリティーとは…　となるので、少し調べてみることに。

僕もそうですが、男は健康管理が良くないですよね。病院にも行きたくない、薬だってすぐ飲み忘れる、それは出産しないように男は出来てるから仕方ないこと。なんですが、日に日に「健康」というものに関心が高まるなかで、男もちゃんとしなさい！ということになったのがきっかけ。

で、何で髭？男はくだらないものにしか興味がない、もしくはくだらないことが好き。じゃぁ、髭でも伸ばさせて、皆でチヤホヤしてみようか、きっと乗ってくるよ。ということになったんでしょう。

・まず髭を剃る。
・そして伸ばし始める。
・経過の写真をMOVEMBERのホームページに載せたり、新聞に載せる。
・それを見た人達が、スポンサーに付く。（本当に付くのか？）
・それで集まったお金を募金する。

これが大まかなイベントの流れ。
最後の募金先はニュージーランドの場合、Prostate Cancer Foundation of NZ （NZ前立腺癌基金）に寄付されます。ちなみにMOVEMBERのサイトはこちら→ http://www.movember.com/
そうそうこれはニュージーランドが生んだ、美味しいと評判の炭酸飲料「L&P」、彼らもそのスポンサーの1つです。
来年誰か挑戦してみます？

Aucklandネタ

今、僕達が住んでいるのはAuckland。人口は150万人位、この国のなかでは1番大きい都市です。でも小1時間も走れば、こんな感じです。いやぁ　本当にこの国は素晴らしい。
というわけで、今回のネタはAuckland。

Aucklandって東に太平洋、西にタスマン海と違う海に挟まれているんです。で、1番近いところで1km弱、こんなギリギリのところにある大都市は他にない。…らしいですよ。
ってことは、そうなんです。Aucklandって、妙に狭いんです。都市計画を完全に間違ってしまったわけですが、この町が出来た時には、これがどうやらベストな場所だったらしいんですよ。

その昔、ニュージーランドの原産のKauriという、3000年位は平気で生きちゃう木が、北島北部を覆っていました。それは本当に立派な木で、太いのだと幹の直径が8m程のものもあったようです。

そうしてつい200年前にヨーロッパから入植してきた人達が、何とか一旗、いやいや二旗上げましょう！ということになりました。「でも、どうやって儲けようかしらん？」「うーん、この木が建材なんぞになれば…」、とダメ元で切ってみたら、これが船を作るのにも、家を作るにも最高。
とくれば、「よっしゃ、英・米・豪に輸出してやるべ」となるのが、人の性。こういった商売と、飲食関係は場所が命。
北島北部で、太平洋とタスマン海が近くて湾がある所…　ときたらAucklandって、本当にベストな場所だった。
と言うわけで、この妙に狭いAucklandがこの国の経済を支えたんですねぇ。

今ももちろんこの国の経済は、Aucklandが支えているんですが、200年前までこの国土を支えていたKauriはすっかり切り倒されてなくなってしまいました。今は北島の一部で、少しだけ見ることが出来るだけになっています。

港一本で食ってきたAucklandですが、世界最大の豪華客船Queen Mary 2号が寄港することは出来なかったようです。

Kepler Challenge 2007、その後

Kepler Challenge終了後、私達のツアー一行はMilford Soundへ行きました。
見てください、このリラックスした顔を。
女子の部、優勝の間瀬さんも大満足です。
1番楽しそうなのは、カメラマンの亀ちゃんですが…

この日は皆でスーパーに行って、サンドイッチの具材を買いに行くことから始まりました。それで、周りの人は弁当を注文している中、僕らはピクニック気分で自前のサンドイッチを広げる始末。
こんなことしている人達、滅多に見れませんよね。
やっぱり大事なのはバイタリティなんですね。

来年も楽しいイベント作ります！
期待していてください！

Kepler Challenge 2007 Tour

ニュージーランドが世界に誇るトレイルランニングの大会と言えば、もちろんKepler Challengeですね。

今回は日本から5人のランナーの方々と一緒に行ってきたんですが、つくづく日本人ランナーの強さを目の当たりにしましたねぇ。いやぁ　ほんと日本人で良かったです。
そして、わざわざこういう大会に出場しに来る方は、個性的で面白い人が多いんです。だから本当に楽しいんですよね。

いやぁ　来年が待ち遠しいです