3日目。
2時にピピリキという村に迎えが来る予定になっているので、早めに起きて出発します。この日は1日に必ず2・3組は沈する、という結構大きな瀬が幾つかあるということで皆わくわくでした。
しかし、漕いでも漕いでもなかなか瀬は迫ってこない。気も抜けかけた矢先、フッと先に目をやると… というか先が見えない、川に斜度があって先が見えないんですね。少し先に進んで先を見ると、結構流れが強い! そしてS字カーブになっています。そして発見、今日の1組目! でもさすが欧米人ですね、なんだか楽しそうにしてました。もういいだろってくらい写真も撮ってましたし。
このワンガヌイ川って水量結構あるんですね。なんだか深い。少し気持ち悪いくらいですよ。そうそうこの川をロケ地にした映画、「Queen of the River」だかなんだかって映画知ってます? 僕は全然知らないんですが、そのロケ地ツアーなんてのも地元の業者がひっそりとやっているみたいですね。話題はそれましたが、それ位不思議な空間でした。
幾つか瀬を越えたら、大きな洞穴が見えてきました。地図によるとどうやらこの先に、この3日間で最大の瀬がやってくるらしく、「遂に来ましたねぇ」と皆にしつこいくらい言ってた記憶があります。不思議な方向にアドレナリンが出たんですね、きっと。
あっ! 藤井夫妻が沈! 流されてます! でも案外楽しそうですね。僕の方の艇は顧問のアグレッシブな攻め漕ぎにより上手く抜けれました。あれは最高に気持ちよかったです。また顧問とのペアで漕ぎたいですね。
さてゴールが見えてきました、なんだか少し寂しいです。ゴールがどんどん近づいてくるにつれ、もっと漕ぎたいんですが… という気になりました。本当にそれくらい楽しいかったですよ。今度誰か海まで漕ぎ出ませんか?
川も良いですね、特にニュージーランドは蛇も居ないし。
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