今回の目的の1つ、Cape Reinga。ニュージーランドの北端の岬で、ちょうどタスマン海と太平洋を隔てています。北海道の襟裳岬を彷彿させる雰囲気と風の強さでした。違うところと言えば、寄ってけおじさんが居なかったくらいでしょうか。とにかく岬マニアにはたまらない場所ですね。
なんだか太平洋側に波がありそう、と思い一気に南下しT Bayへ。セットで頭位のダンパー波、走る余地無し。でもカヤッカーが乗ってる、パドル・ボーダーが乗ってる、じゃあ僕も。1時間くらい粘りましたが、板が折れる前に別な場所へ行くことに。Sandy Bay、世界規模の大会が行われているところで良いんですが、風がつき始めました。ということでもう少し南下。
夕立が始まり、ちょっと止まろうかなと思っていると、急にサーファーの姿が。時間はもう夕方6時。気乗りしないけど、すかすのも嫌だなと思い入ってみると、これが案外良い。T Bayよりは全然乗れる、人もフレンドリーだし、ということで今日はここの裏のキャンプサイトに決定。気持ちよく海から上がってサイトにチェックイン、親父に聞く。「最寄のスーパーどこ?」「もう閉まった。」「近くにレストランある?」「カフェならあるけど、さっき閉まった。15km戻ったらtake outならあるよ。」。
これは札幌の地理で考えると、南区藤野から「ぽっぽ饅頭」を買いに札幌駅まで買いに行くのとほぼ同じことに値する。とか一瞬考えたけど、結局買いに行くことに。豚チャーハンが出来上がるのを待っていると、海で近くにいたおじさんにばったり会って波乗り談義に花が咲く、というかなかなか帰してくれない。とうにチャーハンは 出来ている。チャーハンを手に取っても話が終わらない、持つ手が熱い。おじさんを半ば強引に振り切り、15kmを帰る。ワインとチャーハンの夕べ、なんかかっこ悪い。あれっもう11時、早寝がニュージーランドの鉄則なのに、さっさと僕も寝ることに。
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