北島の南の方、Wellington よりも少し北。地図を見ながら説明しないと分からないような場所に小さな村があります。そこには有名なカヤックメーカーがある場所としてしか、僕自身も認識はなく、レストランが1軒、コンビニが1軒、羊が沢山といった感じでしょうか。
その村から車で山奥に走ります。もちろん砂利道のくねくねとした道を。その道の終点には可愛らしい宿「Song Bird Garden」があります。
大きな庭に2つ小屋があり、それらが宿になっています。うち1軒がキッチン・トイレ・シャワー付き、もう1軒はWベッドが1つ、シングルが2つだけ、他には「ニュージーランド・ジオグラフィック」が3冊だけのシンプルな部屋。僕はもちろんジオグラフィックの部屋に泊まることに。
朝起きてびっくり、その名のとおり鳥が歌っています。前日暗くて読めなかった、ジオグラフィックを読みながらゆっくりとした時間を過ごしたあとは、ブラブラと庭を徘徊。ニュージーランドの庭というのは広いということは、もちろん知っていましたが、あれはずば抜けて広い。アルゼンチン原種のキャベツの親玉みたいな謎の植物から、大男の顔まで庭はバラエティに富んでいます。
裏山を少しだけ歩いてみてびっくり。木の幹を含めた全体が緑色をしています。きっと人が殆んど入らない(この宿の敷地内故)ため、自然なままの状態が保たれているんでしょう。そして、そこには大きな大きなリムの木が誇らしげに立っています。頂上は下からでは残念ながら、望むことは出来ません。古来、ニュージーランドにはこれくらいのサイズの木が、沢山生えていたらしいですが、時代は流れ、開発の手が伸び、資材へ姿を変え、今ではここまで大きいのは町では見ることは出来ません。しかし、ニュージーランドは日差しが強く、雨が多いため木々植物の成長が普通よりも速いようですから、僕の希望的観測かもしれませんが、きっとまた沢山の巨樹が見れることでしょう。
最近サボってないですか?
投稿情報: | 2007年1 月23日 (火) 08:38