My Life, My Real Adventures: Super14 week1

行ってきました、Eden Park。

ご存知のとおり、オークランドに位置するニュージーランドの、いや今はロンドン郊外のトゥイッケナムと並ぶ、世界のラグビーの聖地です。

私が初めてニュージーランドに来たのは、忘れもしない1989年8月。随分昔ですが、グリーン･トータスというクラブ･チームのニュージーランド遠征で伺ったのが初めてです。

その時にも、来ましたよEden Park。あの感動を今でも覚えています。そして、今回来たのはそれ以来ですから、18年ぶりですか?

今日プレーするプレーヤーの半分以上は、まだ小学校にも行ってなかったのでは?

Eden Parkは、1991年に第一回ラグビー･ワールド・カップが開催されたときの決勝戦でAll Blacksが優勝した場所でもあります。

ここ何年も最強の名を欲しいままにしているAll Blacksも、実はそれ以来ワールド･カップでは優勝できていません。

そして、今年、2007年は、ニュージーランドにとって、あまりに重要な年。

なんと、ラグビーと並んで国民的スポーツであるセイリングでもAmerica's Cupがスペインで開催され、そしてラグビー･ワールド･カップもフランスで行われます。

どちらも負けられん!

と、この盛り上がりを深く胸に秘め、Super 14開幕戦のBlues対Crusadersのマッチを見てきました。

オークランド、ノース･ハーバーを中心としたBluesは、若くて粋のいいバックスが売り物。センターのToeavaは、若手のAll Blacks代表。そして日本のTOYOTAでも活躍したFlavellが復帰。All Blacksのメンバーに顔を連ねるためにも、彼の頑張りが期待されます。注目は、Doug Howlett、そして途中から出場するであろうLuke McAlister。McAlisterは、超伸び盛りのスター選手です。キック、パス、タックル、そしてランニング、なんでもこなせる上に強い!

カンタベリーを中心としたCrusaders(クルセイダーズ)は、昨年のSuper14の優勝チーム。総合力では今年もダントツ。しかし、ワールドカップを前にして、All Blacksの中心メンバー22名は、Super 14トーナメントの前半は強制的に休養を取るということになり、All Blacksへたくさん選手を供出しているCrusadersは多くの選手をこのマッチでは失うことに。Dan Carterもいないし、もちろんAll BlacksのCaptain、Richie Mackowも出場できません。でも、Andrew Ellisはいるわ、Scott Hamiltonはいるわ、Senioはいるわ、そしてあのRico Gearもいるじゃありませんか！

アップの時間に、あまりの興奮でカメラ小僧に化している、私と丸田君。

いやぁ、ラグビー小僧にはたまらんでしょう。